いやはやこれは魅力的だ。何から何まで凄すぎる。いてもたってもいられない。
SIMフリー版「Xperia 1 II」の登場である。
Xperia 1 IIは、現時点におけるソニーのフラッグシップモデルだから、その性能については文句なし。
5G対応、ZEISS Lens採用のトリプルカメラ、21:9シネマワイド™ / 4K* HDR対応有機ELディスプレイ、ハイレゾ再生、 防水性能 IPX5/8、大容量バッテリ、おサイフケータイ、ワイヤレス充電対応、3.5インチイヤフォンジャック搭載。
どこをとっても死角が見当たらない。
マスク必須時代の今、指紋認証というのも便利。認証は、本体右側面に搭載されているため、フルディスプレイと指紋認証を両立しているのが見事だ。
ということで、もともと最高に素晴らしいスマートフォンであったが、これまでは、「携帯キャリア契約が必要」というのがネックだった。
それがいいという人もいるのだろうけれど、個人的には、キャリア契約の必要性を感じていない。
だから僕は、今回、SIMフリー版が登場したことで大いに心が揺れている。
しかも、docomo/au版よりも圧倒的にスペックアップしているとなれば、尚更だ。
docomo版とSIMフリー版の大きな違いは、以下の通り。
- デュアルSIM対応
- RAMの増加(8GB→12GB)
- ストレージの増加(128GB→256GB)
- 対応バンドの増強
SIMフリーというだけでも魅力的なのに、デュアルSIM対応なので、2つのSIMを使い分けすることができる。
SIMスロットは、microSDとの排他利用になるが、SIMフリー版は、ストレージが128GBから256GBに倍増(!)されているため、microSDは不要だろう。
RAMの増加には驚いた。
もともとの8GBでも、iPhone11シリーズ(4GB)の倍。それが、SIMフリーモデルでは、なんと12GBになるのだ。
Xperia 1 IIは、縦長画面を分割し、2つのアプリで同時作業できるというのが大きなポイント。
そういった操作をする際には、RAMの力が重要になってくるが、12GBあれば、2画面だってサクサク動くことは確実だ。
ここまで凄くなっていいのか、と思うぐらいのパワーアップぶりだと思う。
キャリア版に搭載されていた、フルセグ/ワンセグが削られてしまっている点は若干残念ではあるが、僕は、それを補ってあまりあるパワーアップを評価したい。
さらに。
今回のSIMフリー版を、ソニーストアで購入すると、鉄壁の保証を付与できるというのが素晴らしい。
その名も、「Xperia ケアプラン」だ。
年払い5,000円のXperiaケアプランに加入すると、契約中に全損しても、10,000円で交換してもらえる。(1年間につき2回まで。)
しかも、交換申込の翌日には、代替機が発送されるというスピード対応。
また、液晶破損などの際には、上限5,000円で何度でも修理してもらえる。
たとえSIMフリーモデルであっても、キャリア契約以上に安心して、Xperiaを使い倒すことができるのだ。
この安心感は計り知れない。
また、今回、SIMフリーモデル限定の新色が出るのも魅力。
新色フロストブラックは、マット仕上げのブラックで、指紋がつかず、実に格好いい。
Xperia 1 IIのソニーストア直販価格は、税込136,400円。
かなりの高額になるけれど、それだけの魅力を備えたスマートフォンだと思う。