3連休の最終日。
「連休中でのフルマラソン距離走破」という目標を達成できて、僕は大いにホッとした。
2週後の東京マラソンに向けて、スタミナ面については、とりあえず、なんとか、メドがたった。
整形外科医の先生から、「ランニングは、(手首の骨折に)何の影響もない」というお墨付きが出ているし、さつか(id:satsuka1)さんからは、コメントで、とても心強い情報をいただいた。
だから、この週末ロングランは、東京マラソンに向けて、また、骨折回復に向けても、「プラス効果」だったことは間違いない、と思う。
ただ、現状、ギプス状態であることは変わりないから、僕は、レース当日までに、さらなるあがきで、早期回復を目指すことにした。
…で、思いついたのが、酸素カプセルだった。
酸素カプセルは、リフレッシュ効果とともに、《怪我の回復に効く》ということが提唱されており、スポーツ選手の利用も多い。
かつて、デビッド・ベッカムが、W杯直前に骨折した際に利用して、奇跡的な回復を遂げたのは有名な話だ。
そんな「ベッカムカプセル」効果を、今回の骨折にも適用させたい…と思った。
酸素カプセルにおける回復効果は、かつて、僕自身も経験している。
そう、僕は、自慢じゃないが、これまで何度も、レース直前に転倒したり、電車のドアに挟まったりして、怪我をしているのだ。(←自慢にならないってのw
その際、僕は、回復を目指して、酸素カプセルを利用した。
結局、レースには間に合わない…という時もあったけれど、僕はその明らかな効果を実感していた。
怪我をしていない時でも、レース直前には、よく利用して、身体のメンテナンスを行っていた。
4年前のかすみがうらマラソンでは、レース前日にも酸素カプセルを利用。
はたして、その効果は絶大だった。今となっては、「ホントに僕が走ったのか?」と思えるようなタイムで好走できたことを思い出す。
僕にとって、酸素カプセルは、レース前の定番メンテナンスだったのだ。
回数券が切れてから、足が遠のいてしまっていたけれど、手負いの身体になってしまった今こそ、酸素カプセル効果に期待したかった。
ということで、会員になっている酸素カプセルサロンのWebサイトをつらつらと眺めていたら、こんな広告が出ているのを発見した。
おぉぉ、なんと。東京マラソン2018出走者は、なんと、初回料金の金額で利用できる!
通常価格は60分2,700円だが、初回料金は1,800円なので、断然お得。
電話で問い合わせたところ、東京マラソン出走者は、回数券も初回専用の金額でゲットできるという。
酸素カプセルが5回利用できる回数券は、10,800円(1回あたり2,160円)で、これでも単独利用に比べるとリーズナブルな設定だが、初回購入に限っては、8,000円(1回あたり1,600円)となり、超お得。
これは、行くしかない!
僕は、折角の東京マラソン参加者なのだから、その権利を行使しない手はない!と思った。
ということで…。
3年ぶりに、僕はここを訪れた。
決して上品な看板とは言えないし、古びた雑居ビルの中に入っているため、初回訪問時には、ちょっと勇気が必要だったことを思い出す。
ただ、今は、何の問題もなかった。
新宿東口駅前という超一等地で、何年もつつがなく営業が続いているということは、イコール、流行っているということ。
しかも、僕はかつてのリピーターなのだ。
入店。
店内は、整然と綺麗にまとまっており、大量の酸素カプセルも、かなり埋まっていた。
僕は、3年前と殆ど変わっていない雰囲気にホッとしながら、ボックスの中に入った。
気圧がどんどん上がっていく。
僕は、左手を見つめ、この環境が骨折に効く…ことを祈りながら目を閉じた。
あっという間の60分。
カプセルから出た僕は、明らかに気分が爽快になっていることを感じていた。
現実、この日の夜の睡眠は、とても深く、心地よいものだった。
明らかに、久しぶりの酸素カプセル効果はあったのだ。
それが内面から、そして手首の骨にも聞いていてくれることを、祈るばかり。
僕は今回、回数券を購入したので、レース前に、できれば、もう1回ぐらいは訪れておきたいと思う。
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