去年の大阪マラソンでは、いい写真が沢山撮れた。
それはそうだろう。なんと言っても、抜群の携帯性を持つ、デジタルカメラで撮っているのだから。
僕がこよなく愛していた、そのコンデジは、これ。
ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot TX5 (1020万画素CMOS/光学x4/シルバー) DSC-TX5/S
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2010/03/05
- メディア: エレクトロニクス
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ソニーのCybershot TX5だ。
防水・防塵な上、携帯性も操作性も抜群なので、ランニングのお供としては申し分のない存在。
しかし、2010年発売のガジェットだけに、いつしか故障し、その後は、モバイル引き出しの中で眠っていた。
このシリーズは、後継機(TX10,TX30)も含めて数年前に終売となっていたから、僕は、中古でも買っておこうかと思っていたのだけれど、奇跡が起きた。
去年の大阪マラソン直前に、なぜか突然の復活を遂げたのである。
そのおかげで僕は、レース中、素晴らしい写真を沢山撮ることができた。
御堂筋の写真だけじゃない、まいどエイドでも大活躍。
出てきたものを全て完璧に撮影することができたため、今見ても、喉が鳴るほど。
しかし、この素晴らしいコンデジは、昨年のレース後、再び故障し、もう、息を吹き返すことはなかった。
ということで、僕は、その代役をUnihertz ATOMに期待した。
僥倖にも、2年連続で出場することができた、大阪マラソンの夢舞台。
今年は、去年ボロボロだったリベンジを果たす必要があるため、写真撮影はほどほどに…と思ってはいたが、それでも、御堂筋の写真ぐらいは撮っておきたかったのだ。
僕は、できるだけ身軽な状態で走りたかったため、レース中に持つものは、補給食とUnihertz ATOMだけ、ということに決めた。
この短パンのおかげで、ウェストポーチは不要。
僕はワクワクしながら、号砲が鳴るのを待っていた。
スタート直前の情景。
決して綺麗な写真ではないが、まぁ、ブログ掲載用のスナップとしては十分。
Android端末標準のカメラアプリで、一応、ここまで寄れる。まぁ、悪くない。
ただ、それは、あくまで「止まって」撮影しているため。
いざ、レース中に撮ろうとすると、俄然、厳しくなる。
スタートゲートを超える直前に撮影。
この時点では、まだ人混みで走れず、歩きながらの撮影だったから、まだ、それなりに見られる写真になっている(と思う)けれど、いざ、走りながら撮ってみると…。
ブレまくりw
人の顔さえも判別できないほどになってしまうので、モザイク加工がいらないぐらいだ。
すぐに失敗だなぁとわかったため、僕は、何度も取り直したのだけれど、どうにもこうにもしっくりこない。
一番まともに見えた写真がこれ。
昨年のコンデジとは雲泥以上の差があるように思える。
たぶん、iPhoneのカメラなどと比べても、圧倒的に「弱い」と思う。
一応、オートフォーカス機能も搭載しているようなのだけれど、走りながら追従するというレベルには到達していない感じで、その点ではちょっと残念だった。
その後、僕は道中の写真撮影を諦めて、たんたんと走っていたのだけれど、再び、Atomを使う機会がやってきた。
レース中盤、ゲストランナーに遭遇したからだ。
森脇健児。大阪が誇る、芸人ランナーのひとりだ。
ハイタッチをしてもらう直前に撮影したが、やっぱりちょっとぶれている。説明しなければ、誰だかわかってもらえないんじゃないかもしれない(^^;
まいどエイド。
ここは、止まって撮影しているため、まぁ、それなりに綺麗な写真が撮れている。
ただ、しっかり止まって撮っても、去年の写真に比べると、力不足が明白なため、個々の撮影は見送ることに決めた。
ということで、たっぷり栄養補給をした後、僕はふたたび淡々と走り続けて…。
フィニッシュ!
ぎりぎりサブ4達成の証拠写真を撮影w
ということで、 Unihertz Atomと一緒に走った、今年の大阪マラソン。
とっても小さくて、防塵・防水の端末だから、どんな環境のレースにおいても携帯して走れるというのは、とても便利。
しかし、今回、「走りながら」の撮影は厳しいということがわかった。
やっぱり、Cybershot TX5の中古良品を買っておこうかなぁと思案中(^^;