運命的な1日が始まる。
今日から遂に、日本でも、マスク着用が《任意》になるのだ。
コロナ禍になって3年あまり、肉体的にも精神的にも大きな束縛となっていた「マスクの壁」が、ついに取り払われる。
現在は、花粉症真っ盛りの時期だし、体調面で不安を感じる人もいるだろうから、ある程度マスク生活を続ける人も多いと思う。
ただ、政府が、「マスクを外してもいいんですよ」(とは言っていないが、任意、というのはそういうこと)という方針を打ち出したことは大きい。
これまで、かたくなにマスクの着用を求めてきた、百貨店やスーパー、コンビニ、飲食店なども、続々と、その方針を変更したからだ。
個人的にちょっと気になるのが、公共交通機関での対応。
原則マスクなしでOKとなっているが、政府は、「通勤ラッシュ(混雑)時のマスクは推奨」としており、この点がちょっと気になる。
どういう基準で、混雑と判断するかが難しいからだ。
電車内でのマスク着用非着用をめぐって、客同士のトラブルが起きないことを願うばかり。
僕は、テレワークとは無縁で、毎日の通勤が必須。
僕が通勤する時間帯の電車は、満員とは言えないものの適度に混んでおり、これまで、マスク着用率ほぼ100%だった。
それがいったいどう変わるのか。
僕の判断では《混雑》と思われるような状況だから、通勤時は一応マスクをするつもりだけれど…。
個人的に嬉しいのは、マスクなしで「堂々と」走れるようになること。
ランニング時は、不織布マスクはきつすぎる為、疑似マスクとでも言うべきバフを装着するのだが、それでも結構面倒だった。
もともと屋外では、(ソーシャルディスタンスを守っていれば)マスク着用は強要されていなかった筈。
しかし僕が、マスクやバフをしないで走っていると、すれ違いざま拒絶反応を起こす人がいる。
僕とは10m以上離れているのに、露骨に嫌な顔したり、空気をかき回すような手振りをするのだ。
僕の近所だけの話?なのかもしれないが、僕は、そんな態度をされると大きく気分が落ち込む。
だから僕は、そういう人たち対策の為に、こういうスタイルで走らざるを得なかった。
人の姿が見えるたびに、バフを引き上げて走るのだ。
走っている途中でコンビニなどに寄る場合も、いちいちバフを引き上げて買い物をする必要がある。
僕はこれが、とても面倒臭かった。
しかし、これからはそんな心配をしなくて済む。
今後も、すれ違いざま僕に対して嫌な顔をする人が出てくるかも知れない。
ただ今後は、もしそんなことをされても、「僕は問題ない。相手の考え方の問題」と割り切って走ることができる。
来店や乗車時でさえマスクなしがOKになった以上、元々問題ない屋外でのランニングなんて、OKの二乗。
いや、OK牧場だからだ。(古いねどうもw)