今日、2月2日発売。
CDやDVD商品は、業界の慣習で、発売日の前日からショップへの納入が始まる。
ショップでは、納入された時点からの発売が認められているため、オンライン購入でも、発売日前日に届く。
だから、僕の家にも、昨晩帰宅するとちゃんと届いていた。
この日が来るのを待ちに待っていた、みゆきさんのラストツアーCDだ。
収録曲については文句なし。
ラストツアーにふさわしく、《中島みゆきオールタイムベスト》というべき大ヒット曲、名曲の数々が並んでいる。
僕が購入したのは、初回特典のライヴ・ドキュメントBlu-rayがついた、3枚組の限定盤。
ライブCDのみの通常盤よりも、2,000円近く高くなってしまうが、それだけの価値は十分にある。*1
今回のラストツアーに関しては、映像盤単独の発売はないため、みゆきさんが歌っている映像を見るためには、この初回特典を入手するしかない。
そしてこれが、半端なく素晴らしいからだ。
先日、NHKの「SONGS」でその一部が紹介され、僕はそれだけでも痺れたが、全編を通して見ると、とてつもない感動がこみ上げてきた。
このドキュメントは、ラスト・ツアーのライヴ・リハーサルが始まる瞬間から、随所に貴重な歌唱映像を挟みながら、続いていく。
ツアーの途中、みゆきさんの盟友であり、サイドヴォーカリストとして欠かせない、カズちゃん(杉本和世さん)が骨折してしまうというアクシデントも、生々しく捉えている。
カズちゃんのアクシデントに伴う、みゆきさんや周りのスタッフたちの気遣いが、ほんとに温かく、僕は心を打たれてしまった。
圧巻は、ラストツアー最後の公演日となった、昨年2/26大阪・フェスティバルホールでの「誕生」歌唱シーン。
これは、NHKの「SONGS」やYouTubeでも、ダイジェスト映像が公開されているけれど、それで感動した人たちは、是非、ライヴ・ドキュメントを見て欲しい。
フルコーラスの「誕生」が聴けるだけではなく、その歌唱前に語られるみゆきさんからのメッセージ映像が収録されているからだ。
僕は、それを聴いていたら、ちょっと泣けてきてしまった。
あぁ、本当に、このツアーに行きたかったなぁ…。
ライブCD部分については、これからじっくり聞いていこうと思っている。
まずは、今日の夜明けランで聞き流そう。
*1:ライブ・ドキュメントDVDの初回限定盤もあり、こちらは、通常版+1,500円。