昨晩帰宅すると、定期購読している「ランニングマガジン・クリール」が、ポストに投函されていた。
「ランニングマガジン・クリール」は、毎月22日発売。
これまでは、必ず発売日までには投函されていた。
しかし今月は、発売日から2日も遅れて、24日の配達となっている。
一昨日(23日)は祝日だったから配達がないにしても、なぜ、22日ではなく、24日の配達になるのか。
と…。
疑問形で書いてみたが、その理由はわかっている。
これが《ゆうメール》で発送されているものだからだ。
日本郵便は、昨年10月以降、普通郵便とゆうメールのサービスを、超改悪している。
まず、土曜日の配達が休止となり、今年に入ってからは、それに、《お届け日数の繰り下げ》が加わることになった。
その煽りを喰って「ランニングマガジン・クリール」などの定期購読物にも、影響が出てきたというわけだ。
ただ、定期購読物であれば、差出人(や配送委託業者)の努力により、発売日到着が見込めるかもしれない。
これまでよりも差し出し日を早めてもらえば、解決するからである。
しかし、通常商品注文の場合は、そうはいかない。
僕は最近、ネットショップでいくつか古本などを注文したが、それでその《遅さ》を痛感している。
ネットショップの場合、古本などの小物については、ゆうメールが利用されることが多いから、どうしても、このトラップにひっかかってしまうのだ。
ゆうメールは、その送料が非常に安いため、ネットショップでは広く利用されている。
販売時、「メール便」などという表示で、送料無料となっているものは、大抵ゆうメールで送られてくる。
これまでは《安くて早くて便利》だったが、今後は、《安いけど遅い》ということを甘受しなければならない。
特に、木曜に発送される商品が最悪。
これまでは木曜に注文して、その日に発送された商品は金曜に届いていたのに、今は、月曜日になってしまうからだ。
月曜がハッピーマンデーの週なんかにあたったら、木曜発送の商品が届くのは、なんと火曜日。
いやはやなんとも遅すぎる。
日本郵便による、こういった資料によれば、今回の改定は、働き方改革や人手不足などに伴う、深夜労働の軽減を図るものとされており、郵便法改正を経て実現したもの。
まぁ、いわば、これまでが「サービスの割に安すぎた」とも言えるわけで、だから、今回の改定は、仕方がない部分もあるのだろう。
日本郵便は、「お急ぎの場合は速達をご利用ください」といい、速達料金も1割程度値下げしている。
自分で普通郵便を差し出す場合は、急ぐなら速達を利用するというのもありだと思う。
ただ、自分では配送方法を選べないネットショップの場合、《送料無料のゆうメール》発送となると、発送後、延々と待たされることは覚悟しなければいけなくなった。
特に週後半の注文は、翌週到着になることが確実なので、僕にはそれがとても憂鬱だ。
あぁ。