「紙」の本は、再販制度*1に守られているため、中古市場に流れない限り、原則としてその販売価格は一定だ。
しかし、電子書籍には再販制度が適用されないため、その販売価格は大きく変動する。
だから、時に訪れる「爆安」のタイミングでゲットしておくのが吉。
電子書籍の場合、その配信元が潰れてしまうと所有権がなくなってしまうのが悩ましいのだけれど、Kindleならば、まず潰れる心配はないから、実質購入と言ってもいいと思う。
そんなKindle本で、現在、あの「マラソンマン」が爆安価格になっている。
ランナーならば、絶対に読んでおいて損はない、不朽のマラソン漫画だ。
「マラソンマン」のKindle本は、現在、3種類のスタイルで販売されており、非常にややこしい。
紙の本と同じスタイルで、全19巻が単巻づつの形式になっているものは、各巻594円。
全巻揃えると11,286円になってしまうので、なかなかの値段。
あくまで各巻で19巻分揃えたいというならば、電子書籍は割に合わない。
中古市場で、こういったセットをまとめ買いした方が断然お得になるからだ。
ただ、電子書籍に慣れた人にとっては、各巻ごと揃えることにあまり意味はないだろう。
だから、《合本》版を購入した方が断然お得になる。
「マラソンマン」には2種類の合本版が出ており、これがまたややこしい。
以前は、全19巻をたった4巻に超凝縮した【極!超合本シリーズ】が断然お得だった。
1冊当たり55円×4の220円で入手できたからだ。
しかし今は、巻毎に価格が異なっていて、1,100円~2,178円になってしまっているので、全冊揃えると5,500円を超えてしまう。
これでも単巻よりはお得ではあるのだけれど、かつては220円でゲットできた本が5,500円!と考えると、購入には二の足を踏む。
でも大丈夫。
今は、全19巻を7冊に凝縮した【極!合本シリーズ】が、1冊当たり11円という破格の値付けになっていて、全巻買ってもたったの77円!でゲットできるからだ。
セット買いはできないようなので、1巻づつ注文する手間が生じるけれど、この名作がたった77円でゲットできることを考えれば、たいした問題じゃない。
今回、11円になるまでは、800円~1,200円(巻による)程度で販売されていたようなので、近々にまた、その価格に戻ってしまうだろう。
だから、77円でゲットできるこの機会は、絶対に見逃せない。
未購入のランナーは、とりあえず買っておくことを超オススメ。

*1:再販売価格維持制度の略。メーカーや出版社が、卸売業者や小売業者に対して、商品の販売価格を一定に保つように指示できる制度のこと

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