amazonが誇る電子書籍リーダー「Kindle」シリーズが、この秋、一新されている。
既存モデルの「無印Kindle」「Paperwhite」「Scribe」は、それぞれ機能が大幅に強化されたが、今回の目玉は、何と言っても新モデルの発表だ。
そう。
The all-new Kindle family: Kindle Paperwhite, Colorsoft, Scribe & more e-readers | Amazon
Kindleシリーズとしては初の、カラー E-ink (電子ペーパー)を搭載した「Kindle Colorsoft 」である。
カラー画面のインパクトは強烈。
Kindleシリーズの中でも、その存在感は抜群で、これを待望していた人は多いだろう。
日本では未発売となっているが、いずれは導入されるだろうから、僕も大いに楽しみにしていた。
ただ…。
このColorsoftの評判が、極めて良くないようだ。
米国amazon.comの販売ページでは、批判コメントの嵐となっており、ついには、出荷を一時停止しているとの情報まで入ってきた。
Kindle Colorsoft のディスプレイには深刻な問題があり、とくに画面の下部に黄色のバーが表示されることがあるようです。
また、ユーザーからはディスプレイが粗くぼやけていることで、コンテンツを読んでいるときに頭痛や目の疲れが引き起こされるとしています。
海外で Amazon が発売した Kindle Colorsoft がディスプレイの問題により出荷を一時停止 | HelenTech
鳴り物入りで登場した新モデルではあるけれど、その発売早々つまづいた格好で、先行きが不安。
いずれは解決するだろうと思うけれど、現状、Kindleシリーズへのカラー E-ink搭載は、時期尚早だったのかもしれない。
このままだと、日本には上陸しないで終わってしまう可能性もあるので、なんとかしっかり改善されることを願うばかりだ。