昨晩帰宅すると、日本漢字能力検定協会からの手紙が届いていた。
10月半ばに受験した、「漢検2級」の結果が送られてきたのである。
漢検は、問題用紙を持って帰ることができるし、標準回答も公開されるため、試験後の自己採点で、僕は、それなりの手応えを得ていた。
先週、オンラインでの速報チェックにより、合格であることも確認できていた。
しかし、点数などは不明だったので、僕は、この結果が届くのを待ちわびていた。
ということで、封を開けてみると…。
「検定結果資料」として、ちょっとしたリーフレット形式で、単なる結果通知だけでなく、詳細の内容がまとめられていた。
僕の得点は、200点満点で173点。(合格点は155点)*1
ケアレスミスで落としてしまった問題が多く、「もう少し頑張れたなぁ」と思う。
ただ、勉強不足であることは否めなかったので、それを考えれば上々だ。
試験前、僕は「読み書きだけなら、基本知識でこなせそうだけれど、部首の判定や、見慣れない四字熟語の書き取りがネックだなぁ…。」思っていた。
だから、問題集などでも、部首や四字熟語を集中的に学習したところ、むしろ、その2ジャンルが僕の得点源になった。
やっぱり、勉強は裏切らないのだなぁ…ということを実感。
レーダーチャートや結果コメントなどでも、その傾向ははっきりしていた。
僕の目標は、あくまで「次」なので、2級は、もう少し高いラインでクリアしておきたかったが、贅沢は言うまい。
検定結果資料の中には、立派な合格証書も綴じ込まれていた。
合格証書をもらうなんて、いつ以来のことだろう。
2級は、常用漢字範囲内の出題となるため、地頭のある人ならば、勉強無しでも、クリアしてしまうかもしれない。
でも、僕は、1ヶ月間自分なりに勉強した結果での合格だから、やっぱり嬉しかった。
資料には、「次も合格を目指して頑張ってください」として、このような案内も記載されていた。商売、上手いなぁw
準1級は、2級に比べて格段にレベルが上がるし、かつ、近年の難化傾向が著しいため、かなり高い壁。
試験内容の一部も抜粋掲載されていたが、僕はその半分も解けなかった。*2
次回の検定試験日は、来年の2月13日。あと約80日だ。
勉強に割ける時間はかなり限られているし、この歳になって、難しい漢字を覚え続けるのは、かなり厳しいものがあるのだけれど、でも、ボケ防止にもなって悪くない。
一発合格はかなり厳しいと思うが、悔いのないよう本番を迎えたい。
今回の試験で、僕がお世話になった問題集。
「頻出度順」の惹句はダテじゃなく、本試験では、この問題集で学んだ漢字が続出した。
この1冊をしっかりこなせば、漢検2級は合格できると思う。