今月届いたJCBの会報誌に、こんなお知らせが同封されていた。
「スマホ決済はじめてガイド」だ。
最近僕は、スマホ決済に嵌まりまくっていて、「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「Origami Pay」「メルペイ」などを、適宜使い分けている。
これらのサービスは、いつもどこかで何かしらのキャンペーンをやっているため、使わなければ損、しかも、状況に応じて使い分けなければ損、だと思うほどだ。
嵌まりまくるようになったのは最近なので、知識不足の点も多かったのだけれど、Webには情報が溢れているし…。
この雑誌での大特集が、実によくまとまっていた(流石は日経トレンディ!)ので、かなり使いこなせるようになった。
そんな折に届いた、「スマホ決済はじめてガイド」の表紙に、デカデカとこんな告知が書かれていたので、僕は大いに気になった。
おぉ、20%キャッシュバック!
素晴らしいじゃないか。
「キャンペーン詳細は冊子の裏表紙でご案内しています」とのことだったので、早速僕は裏表紙を確認してみた。
キャンペーンの内容としては文句ない。
なんと、最大10,000円のキャッシュバックが得られるのだ。
これだけ大きな金額のキャッシュバックがあるキャンペーンは、なかなかない。
しかも、12月15日までの期間中、こまめに使ってもキャッシュバック対象になるというのが素晴らしい。
4ヶ月近くあれば、日用品や必需品だけの買い物でも50,000円は使うだろう。
それが実質2割引になるというのだから、超絶的にお得だ。
しかし…。
キャンペーンの参加条件を見て、僕は愕然とした。
冊子の内部には、参加方法の詳細が書かれていたので、一応確認してみる。
今回のスマホ決済キャンペーンでは、JCBカードを「Apple PayもしくはGoogle Payに設定する」必要がある。
どうやらそれで、JCBカードがQUICPayとして使えるようになり、スマホ決済が可能になるらしい。
となると…。
僕にとって、この条件が大きな壁になる。
- Apple Pay:日本国内で販売されたiPhone7以降の端末が対応可能
- google Pay:おサイフケータイアプリ対応、かつ、Android5.0以上の端末が対応可能
ということなのだけれど、僕は、この条件を満たすスマートフォンを持っていないからだ。
現状、僕のメイン端末はこの3機。
iPhone SEは、発売から3年以上前の端末なので、店舗でのApple Pay支払いが非対応*1なのは仕方ない。
しかし、去年発売されたAndroid端末である、BlackBerry KEY2とUnihertz atomで、ともに使えないというのは悲しすぎる。
Google Payをインストールすることはできるのだけれど、どちらも「おサイフケータイ」に対応していないから、JCBカードのQUICPay登録ができないのである。
最近は、PayPayやLINE Payなど、自由なタイプのスマホ決済が増えてきたので、すっかり忘れていたが、SIMフリースマホには、こういった《おサイフケータイ》の壁があるんだよなぁ…。
一応僕も、おサイフケータイに対応している端末を1台だけ持っている。
Galaxy Note Ⅱだ。
僕は、そのことを思い出して、一瞬「やった!」と思ったが、このスマートフォンには、別の壁が立ち塞がった。
Google Payインストール不可…orz
そう。
これはもう7年も前に発売されたスマートフォンなので、Androidのバージョンが古い。
そのため、今回キャンペーンの、Android5.0以上という条件を満たせないのである。
ということで、僕はこの、超お得なキャンペーンに参加できないことがわかった。
JCBカードもQUICPayカードもあって、スマホも沢山持っているのに、参加できないなんてなぁ…。
実に悲しい。
*1:Apple Payに対応したアプリとWEBサイトで使うことは可能。