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「神田正輝さん松田聖子さんコメント」に泣き、「芸能レポーターの非常識」に怒る。

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今月18日。札幌市のホテル高層階から転落し、亡くなった神田沙也加さん。

いったい、なぜ。

僕は、あれから数日経った今でも、まだ、悲しみがおさまらない。

神田沙也加さんは、芸能界屈指のゴールデンカップルに誕生した娘ということで、子供の頃から注目を集め続けてきた。

僕は、生粋の松田聖子ファンだったので、ずっとその成長を見守っていたし、初めてその歌声を聞いた時は、母譲りの歌唱力に痺れたことを思い出す。

だから、本当に、心からショックだ。

近年は、声優や女優としての活躍がめざましく、親の七光りなどではない《神田沙也加》として、脚光を浴びていた矢先。

主演のミュージカル「マイ・フェア・レディ」公演初日。

来年4月に上演予定のミュージカル「銀河鉄道999」でも、ヒロインのメーテル役に決まっており、仕事も順風満帆だったとみられていたのに、なぜ。

ネット上では、その死因について無責任な憶測が流れているけれど、僕はそれを考えたくない。

僕が思うことは、神田沙也加さんが、もう、この世にはなく、悲しみだけが残ったということだけ。

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【速報】神田正輝さん松田聖子さんコメント - YouTube

骨壺を抱えた神田正輝さん、位牌を携えている松田聖子さん。

斎場から出てきたその姿を見ただけで、僕は、目頭が熱くなった。

まさかこんな形で、再び親子3人が揃うことになるなんて、思ってもみなかったからだ。

頭を下げ、ひたすら「申し訳ありません」を繰り返す二人。

謝ることなんて何もないのに。

本当は、取材に応じられる心境ではなかったろう。

しかし、もしも何もコメントを発表しなかったら、心ないマスコミが追いかけてくることは間違いなく、苦渋の決断だったと思う。

神田正輝さんは、マスコミに対して、淡々と葬儀の報告を行ったあと、「あまり…今、ふたり、話すようなことではないので、しばらくの間、そっとしておいていただけたらありがとうございます。」と語った。

松田聖子さんは、「皆さん、お寒い中申し訳ございませんでした。ありがとうございます。」と話し、深々と頭を下げた。

この場におけるお詫びとお礼は、両親としての、そして芸能人としての、精一杯の対応だったと思う。

わずか数分のコメントだったけれど、視聴者には、二人の思いが十分伝わったはずだ。

それなのに。

会場を去ろうとする二人に、芸能レポーターと思われる輩から、とんでもないセリフがなげかけられた。

「今のお気持ちは」

あり得ない!

この記者は、直前の神田正輝さんの言葉を聞いていなかったのか。

頭がおかしいんじゃないか。

この場で、そういった質問を投げかけられる神経を疑う。

令和の時代になっても、未だに、こんなステレオタイプの非常識レポーターがいることに、僕は、怒りが収まらなかった。

いったい誰だか知らないが、こういう記者は、今後永遠に、取材に立ち会う資格なんてない。


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