一昨年の北海道マラソン中に、僕は圧迫骨折を発症。
何とか完走したものの、逆にそれが仇となり、全治3ヶ月の診断を受けた。
6万円もかけて、オーダーメイドのコルセットを作らされる羽目になり、窮屈で苦しいリハビリ生活を送ったことを思い出す。
その後、何とか骨折は癒えたものの、身体のあちこちにガタがきて、ろくに走れない日々が続いている。
もはや、フルマラソンは年に1回、北海道マラソンだけしか走れないという状態になってしまった。
北海道マラソンだけは、どうしても絶対に走りたかったから、それだけに照準を合わせていた。
無理せず慎重に、レースを目指していたつもりだった。
レース3週間前、ハーフ距離のランを敢行。
その翌日も、普通に5kmを走ることができた。
ここ数ヶ月、僕は全く走り込みが足りず、スタミナ切れの懸念があったのだけれど、なんとかぎりぎり間に合ったかと思った。
ところが…。
お盆期間中に背中の痛みを感じ、そこから先は悪化する一方だった。
その後、行きつけの整形外科で診てもらうと、圧迫骨折した近辺が悪化している可能性があるということで、「ランニングは控えて下さい」とのドクターストップを宣告された。
この時点で「もう、今年の北海道マラソン完走は厳しい」と理解したが、出走を諦めてはいなかった。
ドクターストップに従って、今はランニングを休止しているけれど、北海道マラソンの当日だけは、行けるところまで走ってみるつもりだった。
そこから辛ければ歩けばいい。今年は完走できなくても仕方ない。出ることに意味がある。
そう思っていた。
ところが…。
MRIの検査結果と、それを受けた先生からの通告は、そんな僕の思いを打ち砕いた。

多発圧迫骨折…。
今回、新たな骨折が発症しており、このまま放置すると、その周辺の骨もどんどん潰れてしまうという宣告を受けたのだ。
先生からは、薬による治療の他、コルセットの再装着指示を受けた。

しばらくはまた、こんな状態で、安静に過ごしてくださいと言われたのだ。
当然、走るどころではないし、ウォーキングでさえも苦しい状態。
もちろん、北海道マラソン出走は、諦めざるを得ない。
あまりに悲しくて、切なくて、泣きたくなる。
今年の北海道マラソン出走にあたっては、ホテルもフライトも、レース前後の餃子店巡り計画も、全て完璧に済ませていた。
だから、たとえ自分は走れなくても、ラン仲間たちの応援や青空宴会、餃子店巡りを目的に遠征しようということも考えた。
けれど…。
やっぱり今の身体での長距離遠征は厳しいため、悩みに悩んだ挙げ句、今回は自粛を決断。
無念だ。本当に無念だ。

