今日、2月11日は建国記念の日。祝日だ。

つい「建国記念日」と言ってしまいがちなのだけれど、それは誤り。
歴史上、日本が建国した日というのは不明確であるため、あくまで《日本の建国を祝う》日として制定されたものであるからだ。
ただ、神武天皇の即位(紀元前660年2月11日)を由来としているため、2月11日「固定」の祝日になっている。
最近は、ハッピーマンデー制度とやらで、月曜日に移動してしまう祝日がある。
成人の日やらスポーツの日(旧・体育の日)やらがそれにあたるのだけれど、僕はそれがどうにも好きになれない。
成人の日が1月15日だったことや、体育の日が10月10日だったことには、どちらも、ちゃんとした意味があった。
しかし、無粋なハッピーマンデー制度は、そんな祝日のアイデンティティを台無しにしてしまった。
僕は、どうにもそれが不満なのである。
ハッピーマンデー制度によって、自動的に3連休とはなるのだけれど、だからと言って、誰もが「ハッピー」な感情になるとも限らない。
例えば、何かしら旅行の予定などあれば、3連休は便利な時もある。
しかし、僕は(最近)あまり旅行をしないし、身体じゅうの故障で、ロングランもできないため、ダラダラしているうちに3連休が終わってしまうことも多い。
となると…。
3連休明けの火曜日は、通常週よりも圧倒的にブルーな気分での出勤になるから、あながち、3連休大歓迎!とも思えないのである。
前述の通り、今日、建国記念の日は、日付固定の記念日だから、毎年曜日が変動する。
それが今年は火曜日になった。
個人的にはHappy Tuesday!と言いたい気分だ。
昨日の月曜日は、いつもなら週明けでブルーな気分になるところだったのだけれど、「1日頑張れば明日は休み!」ということで、週末のような思いに包まれた。
明日はまた休み明けになるのだけれど、水曜日。
3日間だけ頑張れば、また週末が待っていると思えば、モチベーションが保てる。
まさにこれは、Happy Tuesday効果ではないか。最高だ。
今年は、4月29日の天皇誕生日、9月23日の秋分の日も、同じように飛び石の火曜祝日となっており、火曜祝日の特異年であると言えよう。
だからなんなんだ、と言われそうだけれど(^^;
