餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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たった540円で味わえる「餃子ラーメン」の至福【北区志茂/幸楽】

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 【前回までのあらすじ】

閑静な住宅街の中に、ひっそりと存在する店「幸楽」は、昭和の香りをそのまま保存したかのような、心安まる町中華店だった。

僕は、そんなノスタルジックな雰囲気の中で、「ソース味のニラ玉」と「半ガーリックチャーハン」を堪能した。

僕はすっかり気に入ってしまい、この店を贔屓にすることに決めた。

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これぞ町中華!北区志茂「幸楽」の《昭和感》に痺れた-っ!

僕がこの店を気に入った理由は、その雰囲気や価格、ニラ玉やチャーハンの美味しさもあるけれど、それよりも、もっと大きな理由がある。

もちろん餃子だ。

それは、店頭に掲げられたメニューでも《手作り》《大人気》と紹介されていたから、当然僕はそれに一番期待をしていた。

注文してから10分後ぐらいだろうか。

僕の目の前に、待ちに待ったものがやってきた。

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ひと目見ただけで、カリカリ感が伝わってくるビジュアル。

うん。悪くないぞ。

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いつものように、ビールとも競演させてみた。

他にどんな料理を注文しようが、餃子を注文する以上、この組み合わせだけは外せない。

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ひと口囓ると、懐かしい味わいを感じた。

ニンニクと生姜が効いており、野菜の食感が残る、僕の好きなタイプの餃子だ。

薄皮のカリカリ感と具のバランスもよく、下味もしっかりついているので、何もつけなくても十分に美味しい。

この日の僕は、餃ビーを堪能したあと、胃に余裕がなさそうだったので「半」ガーリックチャーハンを注文し、十分に満足した。

しかし、もしも空腹であったなら、是非とも注文したい料理があったので、日を開けずに再訪。

僕が食べたかった料理とは…。

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餃子ラーメンだ。

以前、「アド街ック天国」でも紹介されたことがあるらしい、人気メニューとのこと。

この店は全体的に価格が安く、ラーメンは400円、餃子は370円となっているが、餃子ラーメンは540円。

「ラーメン+餃子」だと770円になるので、それよりかなりお得だ。

となると…。

以前、「丸鶴(神奈川県松田町)」で食べた餃子ラーメンみたいなものかなぁと、僕は勝手に想像した。

この店の餃子ラーメンは、ラーメンの上に、たっぷりの《焼餃子の具》が、餡となって乗っていたもので、相当にパワフルなものだった。

これはこれで悪くなかったが、僕的には《挽肉野菜ニンニクラーメン》だなぁ、と思った記憶がある。

僕は、そう思いながら、この店でも「餃子ラーメン」を注文してみた。

それは、出てくるまでに時間がかかりそうだったので、繋ぎとして…。

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野菜炒めとビールを注文。

野菜炒めは、(ニラ玉同様)ソース味だった。肉も結構入っており、ゴマの風味とソースが絡んで、とても美味しい。

ビールによく合うつまみを堪能しながら、15分程度経った頃…

ついにそれが、僕の目の前に現れた。

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餃子ラーメンだ!

なんと、ラーメンの中に焼餃子がそのまま投入されていた。

焼餃子は、煮崩れを防ぐため(?)なのか、単品のものよりもカリカリに焼かれている。

このパターンだと、餃子は餃子で別途に作って、あとでラーメンに投入することになるのだろう。

だから、提供までに時間がかかったのも納得。

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僕のブログでは非常に珍しいラーメンリフトw

僕は脂っぽいラーメンが苦手なのだけれど、この店のラーメンは、癖がなく、非常にシンプルな味わい。

だから、餃子との相性もぴったりだった。

餃子の味も素朴で、それほど強い癖がないため、ラーメンとも見事に調和している。

僕は滅多にラーメンを食べないのだけれど、この組み合わせならばアリだなぁと思った。

5個370円する焼餃子が3個入って540円。

400円のラーメン料金に140円プラスするだけで味わえるのだから、これは、かなりお得な料理だ。

この形式ならば、餃子ラーメンというネーミングに異論はなく、むしろ、それ以外には呼びようがない。

これからの寒い時期、ラーメンを食べたくなった時は、是非またこの料理で温まりたい。


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