先週末の土曜日、6月21日は夏至だった。
日の出から日の入りまでの時間が、最も長くなる1日だ。
夏至に近づくにつれ、どんどん日が長くなってきたことに、僕はほとほと嫌になっていた。
灼熱の太陽は、上り始めた途端から、強烈な暑さをもたらすからだ。
少しでも気分よく走りたいなら、そんな太陽が出てくる前しかない。
ということで…夏至の日は、午前3時台から屋外に繰り出した。
この時間ならまだ、外は真っ暗で、心が落ち着く。

天空には、有明月が輝いていた。
満月から下弦の月を経て、新月に向かうまでの儚い月だ。
そんな月のシルエットが、Xiaomi 15 Ultraならば一瞬で簡単に撮れる。

そんな有明月の左下には、ひときわ明るく輝く星があった。
明けの明星。金星だ。
この写真だとちょっとわかりにくいのだけれど、肉眼ならばくっきり見えた。
夜空の星撮影は、光量の調整が難しいため、本格的な設定ができるカメラが必要となる。
ただ、僕はそれを使いこなせそうもないので、Xiaomi 15 Ultraで十分。
走っているうちに、空は青みを帯びてきた。

有明月が見えるのは当然として、金星もまだしっかりと視認できる。
実に美しいコラボレーションだ。

午前4時。
日の出まではあと20分程度になってきた。
空が赤く染まり始めてきて、美しい朝焼けの情景になった。
金星は、一見消えてしまったように見えるのだけれど、肉眼ではしっかり確認できたし…。

拡大してみるとまだしっかり確認できた。
流石は明けの明星だ。
僕は、そんな月と金星に癒やされながら、ゆったりのんびり走っていく。
近所のランニングコースには、1カ所だけ、遙か遠くのスカイツリーを見渡せる場所がある。
肉眼では、「あぁ、ここからスカイツリーが見えるんだなぁ」ぐらいの距離感なのだけれど、Xiaomi 15 Ultraがあれば、こんなにしっかりと撮れる。

朝焼けのオレンジに包まれるスカイツリーは、なんだか幻想的な感じもして、とても素敵だ。
毎日、6月とは思えないような酷暑が続き、日中走るのは自殺行為にもなりかねない。
けれど、日が昇る前ならばまだ耐えられるし、走りながら変化していく空の情景も堪能できる。
だからやっぱり夜明け前ランは最高だ。


