久しぶりに、「DIME」を買った。
DIME(ダイム) 2018年 07 月号 [雑誌]
トレンド系、モノ系マガジンの元祖とも言える存在で、以前は定期購読していたこともあった雑誌だ。
最近はすっかりご無沙汰してしまっていたが、今回は、セブンイレブンの雑誌コーナーで見かけて、なんだか、ビビッときてしまったので、衝動買い。
モバイルガジェット好きにとっては、とても面白そうな付録がついていたからである。
それは、表紙にもデカデカと写真がついている…。
これ。DIME 3WAY USB CHARGE SPINNERだ。
「ハンドスピナーと充電用ケーブルが合体した進化形ガジェット!」と謳われており、業界初の商品らしい。
なんだかとても魅力的ではないか。
ただ、恥ずかしながら僕は、「ハンドスピナー」というものがよくわからなかったので、アレクサに聞いてみたw
アレクサ曰く…。
「ストレス解消等が目的のアメリカ生まれの手慰み玩具」とのこと。
手慰みという言葉には、なんだかいやらしいイメージも感じてしまう(僕だけ?)のだけれど、アレクサの機械音で言われると冷静に受け止められた。
そもそも、この「ハンドスピナー」は、手慰み玩具として去年大ブームになった商品だったようだ。
主に、若者の間で流行したらしいので、僕のような昭和世代のオッサンが知らなくても無理はない。
今は、ブームは下火のようなのだけれど、そういったグッズに、充電ケーブルを埋め込んで、オッサン向けに進化させたのが、DIMEならではの工夫だ。
箱から取り出してみたところ。
本体色は渋いブラックで、中央にDIMEのロゴが入っている。これならば、オッサンが持っていても、あまり違和感はない気がする。
ひっくり返すと、3つのケーブルが埋め込まれている。
「USB」「Micro USB」「USB Type-C」で、iOS用のライトニングケーブルはついていない。
どうやら、このガジェットのターゲットはAndroidユーザーのようだ。
僕は、それを少し残念に感じたが、すぐに気を取り直した。
僕は、iPhone/iPadユーザーであるとともに、Android端末も常用しているからだ。
メイン端末のひとつである、BlackBerry KEYoneは、USB Type-C。それと繋いでいるモバイルルータは、Micro USB規格を採用しているため…。
このような形で充電が可能。
説明書きには、「2台同時での充電はできない」と書いてあったが、とりあえず、僕の場合は問題なかった。
ケーブルは充電専用で、PCなどからのデータ移行はできないし、急速充電にも非対応。
充電ケーブルの機能だけが必要ならば、今や、100均ショップでも簡単に手に入るから、それほどインパクトは感じない。
しかし、これは、僕にとって、大いに魅力的な商品だった。
回すのが、楽しい!
いやぁ、想像以上の楽しさだった。
学生の頃、退屈な講義を聞きながら、指を使ってボールペンをくるくる回していた、あのイメージが甦る。
僕は不器用なので、ボールペンがうまく回せず、たまに落としてしまったのだけれど、ハンドスピナーは、勝手に回ってくれるので、そんな心配はない。
まさにこれは、素敵な手慰み玩具でないか。学生の間で流行したというのも頷ける。
ハンドスピナーも、100均ショップで入手できるとは思うけれど、それと充電ケーブルを組み合わせて、実用的に仕上げたのが、まさにDIME流。
だからこそ、僕のようなオッサンの心にも響くグッズになったのだ。
指でこれをくるくる回すのは、思った以上に楽しいし、ちょっとしたストレス解消や暇つぶしにもなる。
充電ケーブルとして使えるのも便利だから、モバイルガジェットとともに携行することにしたい。