餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「Titan Slim」を結局キャンセルした理由

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5月10日から、Kickstarterでクラウドファンディングが開始された、Unihertz Titan Slim。

僕は今回、出資見送る予定ではいたものの、話の種(というかブログのネタ)に、開始早々、Kickstarterサイトで状況を確認し、こんなエントリーを書いた。

僕がサイトを訪れたのは、クラウドファンディング開始から10分程度のことだったけれど、あっという間に出資目標をクリアしてしまっていた。

Unihertz製品の場合、クラウドファンディングの名を借りた予約先行販売と言えるようなところもあるから、目標は極めて低く設定されており、スピードクリアは当然の結果。

ただ、まぁ、やっぱり人気があるんだなぁとは思った。

僕は、見送り予定ではいたものの、サイトを見ていたら、大きく心が揺れた。

HK$ 1,490(約¥24,126)でゲットできるSuper Early Bird枠は瞬殺だったようだが…。

HK$1,645(約 ¥26,636)でゲットできるEarly Bird枠がまだ残っていたからだ。

僕が確認した時点では、限定500個中226個残っていたので、これならば今でも間に合う!

と思い、気がつけばプレッジ(出資)の申込ボタンを押していた。

ここまでは全く問題なく進み、あとは会計手続きを進めるだけ。

しかし、いざ最終段階となったところで…。

こういったアイコンがぐるぐる回るばかりの状態となり、いつまで経っても完了しなかった。

なんだかんだで10分間以上放置された挙げ句、こんなメールを受信。

そりゃないぜ。あんまりだ。

僕は、何だか釈然としない気持ちを抱きながら、湧き上がった物欲を抑えきれず、気がつくと、その次のKickstarter Special枠(HK$ 1,800≓約¥29,146)に申し込んでいた。

この枠も限定1,000個しかなく、僕が確認した段階では既に半分ぐらいまで埋まっていたが、こちらはすんなり申込完了。

晴れて僕は、Titan Slimの出資者となった。

あとは、9月予定になっている、商品の発送を待つだけ…となったものの、その後、ずっとモヤモヤした気分を抱いていた。

それはなぜか。

やっぱり、どうにも僕は、その厚さと重さが気になってしまったのだ。

Titan Slimの厚さは12.35mmもあり、BlackBerry KEY2(8.3mm)の約1.5倍。重量は204gでKEY2(168g)の約1.2倍。

いったいどこがSlimなのかと問い詰めたくなる。

せめてEarly Bird枠でゲットできるならともかく、30,000円近く払って、今の僕に必要なガジェットだろうか。

BlackBerryの夢を追って期待すると、絶対に裏切られるだろうし、僕にはやっぱりこれを使いこなせる気がしない。

かれこれ1週間以上悩んだ結果、僕はキャンセルを決めた。

モバイルガジェッターの端くれとしては、ちょっと残念だったが、後悔はしていない。

「出資しておいてキャンセルするなよ!」と言われるかもしれないが、これは、公式に認められている手続き。

クラウドファンディング期間内であれば、キャンセルは自由だし、課金もされないのだ。

僕がキャンセルした直後、既に満口となっていた筈のKickstarter Special枠が1個だけ復活した。

けれどこれは、あっという間に埋まってしまったから、プロジェクト的には何の問題もないだろう。

ということで、結局僕はTitan Slimをキャンセルしてしまったのだけれど、それは、「BlackBerryの夢を追う僕にとって、合わない」と思っただけ。僕の単なる独りよがり。

Titan Slimは、あくまで、Titanシリーズの一環商品であり、BlackBerryの後継機でも何でもないからだ。

鈍器のような初代Titanよりも、圧倒的に薄くて軽くなる、Titan Slim。

そう考えれば十分魅力的だし、いざ市場に出回って実機に触ったら、欲しくなるかもしれない。


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