読書が楽しくてたまらない。
僕は、子どもの頃から本が大好きなのだけれど、最近は特に読書量が増えている。
理由は簡単。
走る時間が減ったからだ。
月に何百時間も走っていた頃、僕の自由時間は、もっぱらランニングを中心に組み立てられていた。
しかし、ここ数年、まともに走れなくなって以降、僕はめっきり走行距離が落ちた。
最近は、骨折のせいで走ることさえできなくなっているから、ストレスが溜まる。
そんなストレスを癒やしてくれるのは、やっぱり本だった。
通勤時間や入浴時間は、以前から僕の至福の読書タイム。
それに加えて最近は、休日にのんびりと長編小説を読み切ったりしている。
ロングランができない代わりに、空想世界に逃げ込んで、その中で走っているのだ。
僕が好きなジャンルは、もっぱら、SF、ミステリー、サスペンス。
ただ、好きな作家の作品であれば、他ジャンルのものも読んだりしている。
去年までは、読み終わった本の感想を書き残す習慣がなく、特に印象に残った本だけ、日記アプリ「Day One」に書くぐらいだった。
ただ、最近はそれが変わってきている。
年のせいか、「この本読んだっけかなぁ…?」とわからなくなることが多くなり、途中まで読んでようやく気がつくケースが急増してきたからだ。
ということで最近は、読み終えた本をブクログに登録するようになってきた。
ブクログは、読み終えた本だけでなく、これから読みたい本なども登録可能。
未刊の本なども、前もって(書影も含め)登録できるので、とても便利だ。
とりあえず、今の僕の本棚はこんな感じになっている。
現在の本棚登録は285冊。
ここ数年で読み終えた本(&未刊本)ぐらいしか登録できていないし、レビュー率も2割程度に過ぎない。
ただ、読んだ本やこれから読む予定の本が、こうやって本棚形式で眺められるのはとても素敵だ。
ブクログの魅力は、それだけじゃない。
これから読もうか迷っている本などの感想の膨大なレビューを読むことができる。
それもまた本当に便利で、今や僕は、ブクログなしでは読書ができない、と思っているほどだ。
そんなブクログが、今年20周年ということで、これまでに集まった約1,400万件(!)のレビューから厳選したというガイドブックを刊行した。
これは欲しい!と思ったのだけれど、通常の出版配送ルートには乗っていないようで、定価(1,100円)での入手はかなり困難になっていた。
amazonには一応書影があるものの…。
現在、マーケットプレイスの中古品で2,850円!というぼったくり価格になっていて、驚くばかり。
メルカリなどにも、テンバイヤーたちが出品していて、タイミングによっては未使用品が定価ぐらいで入手できるようだったが、僕はやっぱり新品が欲しかった。
そんな思いを抱いていたら…。
都内の「ブックオフ」店舗で販売されるというニュースが発表された。
近所のブックオフでも販売されるようだったので、これは入手するしかない!…と思った。
しかも、そのブックオフ店舗で、店員に自分のブクログ本棚を見せると、オリジナルのトートバックがもらえるというではないか。
ということで僕は、先週末に出かけて…。

ゲット!
「ブクログ・ブック」は、もちろん定価で購入できたし、店舗での購入者のみについてくる、オリジナル栞も良かった。
オリジナルの布製トートバッグも素敵だ。
中古ショップの「ブックオフ」で、新品の「ブクログ・ブック」を買うというのは、少しだけ違和感を覚えたのだけれど、でも、「本繋がり」ではあるので、細かいことは考えるまい。
取次ルートを通さずに、書籍を通常の流通網に乗せるのは難しいということなのだろう。
ワクワクしながらゲットした、そんな「ブクログ・ブック」の内容は…。
ちょっと僕の期待とは異なっていた。
書誌情報と書影、レビューで1ページの構成。後半にはテーマ別3冊のブックリスト。
全部でたった100冊ぐらいしか紹介されていないのに、ジャンルも作家も偏っている。
1,400万件のレビューから厳選してこの内容?
と、正直、目を疑った。
この内容なら、別に、「ブクログ」を見ればいいんじゃない?と、僕はちょっと後悔してしまったほど。
ただ、まぁ、ブクログはいつも便利に利用させてもらっているし、これはいわば、ブクログファン向けの記念本と言えるようなものだろうから、文句は言うまい。(言ってるかw)
※ブックオフ店舗でのトートバッグプレゼントキャンペーンは、明日、10月19日(日)まで。数量限定のため、店舗によっては品切れとなっている可能性がある。注意されたい。


