餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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693日ぶりのミラクル!「ベルリンマラソン2021」が教えてくれたもの

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ベルリンマラソン2021が、無事終了した。

一般参加者を含む6メジャーの大会*1としては、2019年のNYCマラソン以来、なんと693日ぶりの開催だった。

参加人数は25,000人だから、いつも通りのベルリンマラソン、と言っていい。

ベルリンマラソンの公式Webサイトには、秋晴れの下、爽快に走り抜けるランナーたちの姿が掲載されている。

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© SCC EVENTS GmbH

それらの写真を眺めていたら、僕は、4年前の記憶が鮮明に甦ってきた。

そう。

4年前の9月、僕は、ベルリンマラソンに出走していたのだ。

この年は、ベルリンマラソンデーとしては珍しく、雨に祟られてしまったのだけれど、でも、最高に楽しいレースだった。

あの頃は、世界中でごく普通に、華やかなマラソン大会が開催されていたのになぁ…。

世界が誇る6(SIX)メジャー大会は、昨年からのコロナ禍に伴い、相次いで延期や中止、もしくはエリート選手のみの開催といった形になってしまった。

6メジャーのひとつである東京マラソンも、2020年大会は、エリート選手193人のみでの実施、2021年大会は、3月→10月に延期→来年3月に再延期という状況。

現時点で、大規模マラソン大会の実施は困難なのだろうか…?と思っていたから、ベルリンマラソンの通常開催は、嬉しいニュースだ。

ベルリンマラソン参加にあたっては、「ワクチン接種、またはコロナからの回復歴」もしくは「スタート48時間以内にPCR検査を行う必要がある」というルールがあり、スタート前のマスクも必須。

しかし、号砲が鳴った後は、選手はもちろんマスクを外し、沿道の観客も、マスクなしで応援している姿が多数見られた。

ドイツ(人口約8,000万人)での新型コロナウィルス感染者は、現状、1日約8,000人。

日本(人口約1億2,000万人)での感染者は、現状、1日2,000人を切っている。

ベルリン市内での感染者数は不明だが、東京より多いことは明白。

そう考えると、東京マラソンも、10月開催できたんじゃないかなぁ、という気がするのだけれど…。

この辺りは、ワクチン摂取率や空気感の違いと考えるしかないのかもしれない。

ただ、ベルリンマラソンが無事に開催でき、大いに盛り上がったことは収穫だ。

今後、ロンドン、シカゴ、ボストン、ニューヨークと、メジャー大会は続く。

これらのマラソンも、つつがなく開催できること、そして、来年3月こそは、東京マラソンが無事に実施されることを祈りたい。

*1:WMM(ワールドマラソンメジャーズ)が認定する、世界6大マラソン大会。ボストン・ニューヨーク・シカゴ・ロンドン・ベルリン・東京。


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