今日、10月1日発売。
ということで、夜明けシャワーランの帰りに、コンビニでゲット!
雑誌「BRUTUS」の村上春樹大特集だ。
ちょうど今日オープンする、《村上春樹ライブラリー》で佇む春樹先生の写真が、表紙を飾っている。
《村上春樹ライブラリー》への入場は、完全予約制になっており、現在は、極めて予約困難。
僕もまだ予約ができていないのだけれど、そんな寂しさを、この本が埋めてくれそうだ。
目次を眺めているだけでも、心が踊る。
約70ページにも及ぶ大特集だ。
冒頭、村上春樹先生のインタビューから始まり…。
「村上春樹の私的読書案内。」として、春樹先生が、自身の愛読書レビューを執筆されている。
なんと、51冊に及ぶ厳選 ブックガイドだ。
僕の読んだことがない本ばかりだったし、僕が普段読まないジャンルのものも多数あるのだけれど、春樹先生のレビューを読んでいたら、どれもこれも読みたくなってきてしまった。
中面にある「著作で探る村上春樹。」も素晴らしい。
2段階に広げることができる仕様になっており、それをパラパラと開いていくと…
デビュー作「風の歌を聴け」から、最新エッセイ「古くて素敵なクラシック・レコードたち」までの、全ての著作が、年代順に掲載されている。
年表の下部には、著書の解説と時代背景が掲載さえていて、実に読み応えがある。
この写真だと、ちょっとわかりにくいだろうけれど、圧巻だ。
《村上春樹ライブラリー》の紹介も掲載されており、これを読んでいたら、やっぱり、すぐにでも行きたくなってしまった。
この他、《エッセイで巡る村上カルチャー地図》《翻訳家として何がすごいのか?》などといった記事も、実に興味深い内容になっている。
「BRUTUS」は、雑誌の紙質も記事の内容も、きわめて上質だから、ハルキストにとっては、永久保存版と言っていい。
しかも…。
「BRUTUS」による村上春樹特集は、今回だけではない。
今回は「読む。」篇だったが…。
次号では、「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」篇ということで、ハルキストとしては、これも絶対に見逃せないところだ。
オンライン書店などでは、早期の品切れが予想されるので、早めのゲットをお薦め。