《前回までのあらすじ summary by ChatGPT》
餃子ランナーとは、餃子を美味しく食べるために走り、走ることで餃子を欲する――僕自身のことだ。
そんな僕は、ガジェットもこよなく愛しているが、良いことばかりではない。
スマートウォッチには翻弄され、餃子メーカーに誘惑され、ついには、AIに走る距離や餃子の数まで管理されるようになってしまったからだ。
やがてシューズは、走った距離を“餃子残高”として示し、僕はその数に一喜一憂しながら日々を過ごす。
この夏。
僕は、“餃子残高”を競う夏の大レース直前に激しい腰痛となり、すべてを失ったかのような絶望を味わった。
それでも、ガジェットたちの助けを借り、餃子を夢見て再び走る気持ちを取り戻していく。
毎週日曜日の恒例となった連載企画を、今週もお届けするのだけれど…。
いったい僕はどうしてこんなことを始めてしまったのだろう。
今から考えると不思議だけれど、ここまで来たらもう、後戻りはできない。
僕は、毎週ChatGPTと綿密な打ち合わせをしながらストーリーを組み立てているため、正直、普通のエントリーより作成に時間がかかっているのだ。
中途半端にやめることなんて、できるわけないじゃないか。
「誰得」と言われそうだけれど、たとえ読者が誰もいなくても書き続けていこうと思っている。
餃子ランナーのAI空想物語・第6話
餃子ランナー、火星で餃子を焼く。
気がつくと、僕は火星にいた。
真っ赤な大地に立ち、空を仰ぐ。
息苦しくないのが不思議だ。
だが、それ以上に驚いたのは――腰が痛くないことだった。
火星の重力は地球の3分の1。
地面を踏みしめても腰への衝撃が驚くほど軽く、あの重くのしかかる痛みが消えている。
「走れる…!」
恐る恐る一歩を踏み出すと、体がふわりと浮き上がり、着地の衝撃もなく、まるで子供の頃に戻ったように軽快だった。
腰が自由だというだけで、これほど幸福になれるのか。
走り出した僕の足元で《低重力ランシューズ・MARS-STEP》が光を放ち、「餃子+1」をカウントしていく。
シューズの側面ディスプレイには残高が次々と増え、「餃子99個」まで跳ね上がった。
さらに腰には《アンチ・グラビティサポーター》が巻かれている。
腰椎を浮かせるようにサポートし、どんなフォームでも痛みが戻らない。火星がくれた奇跡の装備だった。
やがて視界の先に、不思議な建造物が現れる。巨大な半球体のドーム――《餃子ソーラーオーブン》だ。
火星の太陽光を集めて内部を灼熱に保ち、ランナーの到着に合わせて餃子を焼き上げる仕組みになっている。
「ゴールと同時に焼きたてを食べられるなんて…」
思わず笑みがこぼれた。
さらに空を見上げると、赤銅色の空に《宇宙フライパン衛星》が浮かんでいる。
火星軌道上に漂う人工衛星で、巨大な鉄板のような表面が灼熱に輝いていた。
AIの声が響く。
「餃子ランナーよ、君の役目は“火星で餃子を焼く”ことだ。」
僕は勢いのまま跳躍し、衛星の表面に舞い降りる。
低重力が背中を押し、腰は軽いままだ。
餃子を並べると、火星の太陽光が反射し、鉄板の上でジューッと音を立てた。
香ばしい匂いが赤い大地に広がり、宇宙空間にまで餃子の香りが満ちていく。「これだ…火星で餃子を焼くとは、このことだったのか!」
――次の瞬間。
目が覚めると、僕は布団の中だった。
腰の痛みはまだそこにある。
隣で《スマート温熱パッド》がじんわりと熱を放っていた。スマホの《GYORUN AI》が通知を表示する。
「本日の夕食:水餃子3個」
火星のオーブンも、衛星フライパンも、すべて夢だった。
けれど、腰が軽く駆け抜けられるあの感覚は、確かに残っている。
夢の中で火星を走り、餃子を焼けた僕なら、地球でもまた走り出せる筈だ。
きっと。
ツッコミどころは満載だと思うけれど…
あくまでこれは空想の与太話なので、クレームは受けつけないw

