アプリで「聴く読書」ができるAudible。
プロのナレーターが朗読した本を、アプリで聴ける「聴く読書」のサブスクだ。
つい半年前までは、聴き放題対象の作品は12万点だったのに、なんと20万点にもなっていて驚いた。
最近は、村上春樹や湊かなえといった人気作家の作品を、豪華な声優陣が朗読している新作も発表されていたり、ここでしか聴けない芸能人のトークがあったり、ラインナップの充実が著しい。
ただ、ここに至るまではかなりの紆余曲折があった。
2015年。
amazonは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアに次ぐ6つめの国として、日本でのサービスを開始。
しかし、amazonが意図したほど日本では浸透せず、伸び悩んでいたようだ。
2年前からは、サブスク形態での展開も始まり、それにあわせて、3ヶ月99円での入会キャンペーンも実施された。
僕もそれに合わせて入会したが、キャンペーン終了にあわせて退会。
通常の月会費(1,500円)が高額すぎると思えたからだ。
読み放題のKindle Unlimitedも、音楽聴き放題のamazon music unlimitedも、月額980円*1だというのに、それよりも断然高いというのは、ちょっと違和感を覚える。
プロの声優や俳優の朗読がなされていることを考えると、妥当な価格と言えるのかも知れない。
耳で読書を堪能できるというのは、時短に繋がるという考え方もあるだろう。
しかし、僕の耳は、音楽やradiko(タイムフリー)を聞くのに手一杯で、「聴く読書」まで回らない。
大好きなジャズなどを聞き流して、普通に本を読む方が、僕には向いている気がした。
3ヶ月99円なら喜んで聞くが、月額1,500円払ってまでは必要ないなぁ…というのが、Audibleに対する僕のスタンスだった。
その後また、同様のキャンペーンが実施されたので、再入会し、ふたたび3ヶ月で退会。
今年の4月にまたまた実施されたキャンペーンで入会し、6月に退会したばかりだった。
退会後、Audible事務局から「月会費50%オフキャンペーン」のメールが入りまくってきたが、月額750円でも、まだ僕には高い気がしたので、完全スルー。
しかし今回、ブラックフライデーセールに合わせ、3ヶ月99円キャンペーンの通知が入ってきたので、またまたまた入会することにした。
Audibleの凄いのは、過去にキャンペーン契約していた人でも、新規会員と同様に、何度でも3ヶ月99円で申し込めること。
前回のキャンペーン契約(&解約)から、まだ半年も経っていないというのに、また3ヶ月99円で申し込めるというのは、あまりに破格。
僕は今回も、このキャンペーンに乗って入会。いや、再々々入会した。
来年2月まで、3ヶ月間利用したら、また退会する予定だけれどw
Audibleのこういったキャンペーンは、定期的に、頻繁に実施されているから、4月辺りにもまた実施されるかもしれない。
もしもそれがなくても、プライムデー(7月)での実施は確実。
その時もまだ、入会条件は破格のままだろうか。(ままであって欲しい!)
年間の半分ぐらいをキャンペーンで参加して、196円(98円×2)で済むというのは、あまりにお得すぎる。
ただ、そう考えると、月間1,500円を真面目に払っている会員の人は、いったいどれくらいいるのだろう…?と思えてきた。
キャンペーン価格との落差が、あまりに大きすぎて、適正価格とはかけ離れているような気がして仕方ない。
キャンペーンの時しか加入しないのは、あまりに申し訳ないような気もするけれど、別に違反をしているわけじゃないし、そもそも、Audible側から誘われているので、僕は、それに乗っているだけ。
ということで、3ヶ月間じっくり99円で利用させてもらおうと思う。
3ヶ月99円ならば断然お得なので、気になっている人は、この機会にお試しがお勧め。
キャンペーン終了忘れの自動課金が気になる人でも大丈夫。
退会処理を行っても1ヶ月は利用できるから、利用3ヶ月目に入った時点で退会すれば*2、丸々3ヶ月間99円での利用が可能だ。