今年8月。
僕は、這々の体で北海道マラソンを何とか完走したが、それ以降の状態は悲惨だった。
夏場のダメージが尾を引いたのか、腰痛と背部痛で、たった54kmしか走れなかった9月。
多発陳旧性圧迫骨折が判明した上に、リハビリジョグで転倒し、全身打撲で苦しんだ10月。
しかし、10月下旬になんとか10km超を無理なく走れたことで、ようやく復活の兆しが見えてきたような気がした。
11月。
毎朝のジョグは例によって数キロ程度だけれど、痛みもなく、無理せず走れるようになってきたし、週末は10Kmを超えるランもできるようになった。
Garminからも、スタミナが戻ってきたとの分析結果をもらい、これでようやく、何とか復活の兆しがでてきたように感じた。
その後も、毎日欠かさず走り続け、24日の時点で月間100kmを突破。
先月は、まだ1回土曜日が残っていたし、頑張れば、月間120~130kmぐらいまで、いや、150kmだって夢じゃないかも…などと思っていた。
ところが。
月曜未明になって、そんな夢は突然打ち砕かれる羽目になった。
突然の胸痛に見舞われて、未明に救急車で緊急搬送。
一難去ってまた一難。
いったいなんなんだ僕の身体は!と泣きたくなったことを思い出す。
心電図、エコー、CTスキャン、採血の結果、とりあえず心臓の異常ではないことがわかりホッとしたが、不安は募った。
その際、担当してくれた医師から「逆流性食道炎の症状ではないか」と言われたからだ。
僕が搬送されたのは、循環器系の病院だったため、消化器系の検査は全く行っていない。
僕は、かねてから逆流性食道炎気味であるとの診断を受けていたが、激しい胸痛が起きるほどの食道炎なんてあるのか?
Webで調べてみても、そこまでの症例は発見できなかった。どうにも不安で仕方ない。
と、思いながら11月の最終週は、悶々とするばかりで終わってしまった。無念だ。
今年のラン記録。
どうにもこうにも酷い状況だが、11月は、本当にいい感じで復活してきていたのになぁ。
しかし。嘆いていても始まらない。
ようやく身体も落ちついてきているので、12月こそは、本当の復活を目指していこうと思う。
喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのが、僕の悪いクセ。
さらなる「一難」が生じる前に、消化器系の精密検査もしておかなければ…。