今年9月のランニング記録を、僕はこんなエントリーで振り返った。
北海道マラソン後のダメージなのか、身体の節々が痛んでろくに走れなかったが、納得と忍耐の1ヶ月だった。…という内容だ。
去年のこの時期は、腰椎圧迫骨折中で、走るどころか歩くことさえままならなかったのだから、それに比べれば今はマシ。
そう考えて、10月以降少しづつ身体を戻せばいいと考えていたのだ。
いつまで経っても終わらない「猛暑」が少しだけ落ち着き、臀部の痛みもようやく治まってきたので、今月こそはランニングの回数や距離を増やしていこう!
と思っていたのだけれど…。
今度は背中がやたらと「張る」ように鳴ってきたため、念のために整形外科で診断を受け、MRIを撮ったところ、衝撃的な事実が判明。
なんと、腰椎だけじゃなく、胸椎部分にも複数の圧迫骨折が判明。
これらは旧来から慢性的に発症していたもので、いわば「古傷」状態にはなっているものの、今後無理をすると、激痛を生む可能性が否めないとのこと。
加えて、骨粗鬆症の疑いもあるとのことで、今後、継続して検査を行っていく必要が出てきた。
ただ、まぁ、ここまでならばまだ良かったのだ。
背中が張っていると言っても、全く走れないわけじゃなかったし、整形外科医の先生も「無理のない程度のジョギングならば、全く問題ありません。」と言ってくれた。
だから、身体をケアしながら、毎日のランは続けていけると思っていた。
ところが、整形外科での診断を受けた翌朝。悲劇が発生する。
夜明け前に近所を軽く走っていたところ、躓いて転倒し、全身打撲orz
それから約2週間は、身体じゅうが痛くて、走るどころではなくなってしまったのだ。
これは完全に自業自得で、誰に文句も言えないのだけれど、それだけに尚更、自分がふがいなく、僕は大いに落ち込んだ。
ただ、休足を続けていた効果なのか、下旬に恐る恐る様子を見ながら走ってみたところ、数キロ走っても痛みが発生しなかった。
それで調子に乗って、翌日は久しぶりのロングラン。
超のんびりペースではあるけれど、ヤーレンズのANN0に救われて、約2時間。17km動き続けることができた。
その翌日は筋肉痛が発生したものの、しかしそれはロングランの効果を示すもので、僕は、心地よささえ覚えたほど。
10月ランの記録。
中旬の完全ランオフが響き、先月よりもさらに落ち込んでしまったけれど、下旬にロングランできたことは大きな収穫だ。
10月までのランニング記録。
いやはや、今年は本当に苦しい1年だったんだなぁ…と、あらためて思う。
ただ、今はとりあえず痛みを感じている部分はないし、気候も最高になってきたので、今月こそは何とかもう少しランニング量を増やしていきたい。
ここまで運動量が落ち込んでいるから、無理は禁物なので、身体の様子を鑑みながら、慎重に進めるつもりだけど。