7月末日。31日の未明。
僕は、うだるような暑さの中を何とか4km走って…。
月間100kmランを、ぎりぎり達成した。
ガチランナーの方からは、「だったら何なんだ!」と言われそうな距離だし、個人的にも、以前はたいした距離じゃないと思っていた。
かつては、ウルトラマラソンに出走したり、ひとりで宇都宮まで走ったりして、1日で走りきった距離だったからである。
しかし、今の僕にとって、《月間100km》の壁はとてつもなく高かった。
なにしろ、僕がこの壁を突破できたのは、昨年8月以来なのだ。
月間ランニング距離の推移を眺めて見ると、さまざまな思いがこみ上げてくる。
僕は、昨年8月の北海道マラソン中に腰椎圧迫骨折を発症。
全治3ヶ月の診断を受け、オーダーメイドコルセットを装着しながら過ごすことになった。
翌9月は、1日たりとも走ることができなかったのは言うまでもなく、毎日ベッドから起き上がるだけでも辛い日々が続いたことを思い出す。
11月に入ってようやく骨折が癒え始め、12月からは徐々にランニング量を増やした。
しかし、骨折の後遺症(?)なのか、年明けからは、座骨神経痛、梨状筋症候群に見舞われることになる。
僕は、ほんの一時的なものかと思っていたのだけれど、それがまさか、こんな時期まで続くとはなぁ。本当に想定外だ。
ただ、僅かながら光明が見えてきた気がする。
6月は月間でたった3日、9.5kmしか走れず、「8月の北海道マラソン出走なんて絶対無理!」と思っていたから、それに比べれば大進歩だ。
未だ、梨状筋症候群は癒えておらず、長時間のデスクワーク時には、かなりの痛みを伴う。
ランニングにおいては、「違和感」程度におさまってきたけれど、今後距離を伸ばしたり、スピードを上げたりした際の不安は残る。
だから、今月末の北海道マラソンに出走できるかどうかは、未確定な状況ではあるけれど…。