今日は10月10日。祝日。
スポーツの日だ。
3年前までは「体育の日」と呼ばれていたのだが、超党派の国会議員で作るスポーツ議員連盟とやらが暗躍し、その名称が一方的に変更させられてしまったのだ。
僕は、これがどうにも気に入らない。
いったいなぜ、祝日名だけ「体育」が「スポーツ」になるのか。
「体育の日」を「スポーツの日」に変更するなら、小学校の授業科目も「体育」じゃなくて「スポーツ」にすべきだし、中学以降の「保健体育」も「ヘルススポーツ」(?)とかに変えるべきだろ。
僕は、超党派の国家議員たちを小一時間問い詰めたい。
その矛盾について説明してくれ。
説明できないと言うなら、「体育の日」のままでいいやん。
体育の日のままでいいやん pic.twitter.com/zTYhpovr0e
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2019年10月14日
岡崎体育さんに完全同意だ。
国会議員たちの横暴は、これで収まらない。
2020年に誕生した「スポーツの日」は、「体育の日」を引き継ぎ、10月第2週に設定される筈だった。
しかし…。
東京五輪・パラリンピック特措法とかいうわけのわからない法律が設定され、「スポーツの日」は、その初年度から、7月24日にワープする。
2020年は、結局オリンピックが開催されなかったにも関わらず、だ。
昨年、2021年も、7月23日に移動させられているから、もう、なんだかわけのわからない祝日になってしまった。
そんなスポーツの日が、今年は、設立後初めて《本来の設定日》になる。
いわば《リアル》スポーツの日、だ。
それが10月10日だというのも、なんとも皮肉。
10月10日は、1964年に東京オリンピックの開会式が行われた、記念すべき日。
まさにその日を記念して、1966年から「10月10日は体育の日」と制定されたのである。
2000年に、ハッピーマンデー法とやらが設定されたことに伴い、体育の日は、10月10日固定ではなく、10月第2月曜日に変更させられてしまう。
東京オリンピック開会式の日である10月10日だから、「体育の日」という意味があったのに、どうして移動祝日にしてしまったのか。
僕は、この点についても、未だに納得していない。
国会議員の人たちは、祝日の意義を軽く考えすぎなんじゃないか?
今年は、たまたま10月第2月曜日と10月10日が重なった。
初めてまともに施行される《リアル》スポーツの日が、かつて「体育の日」として定着していた10月10日になるのは、なんだか運命的なものを感じる。
まるで、体育の日の復活を暗示しているかのようだ。(ホントか?)
体育の日に楽しみたい、岡崎体育さんによる、ミュージックビデオのパロディミュージックビデオw
いやぁ、もう、何度見ても面白い。天才。