今日、12月12日は漢字の日だ。
これは、財団法人日本漢字能力検定協会が、1995年に制定した記念日。
僕は、先日漢検2級を取得し、今は、漢検準1級を目指す受験生だから、この記念日は見逃せない。
ただ、いったいなぜ今日が漢字の日なのかということは、よくわからなかったので、調べてみた。
どうやらこれは、1995年から始まった「今年の漢字」企画にちなんで制定された記念日のようだ。
いったいなぜそれが12月12日なのかというと、「いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせになるから、とのこと。
これは、一見すると、ちょっと苦しいこじつけに思える。
しかし、日本漢字能力検定協会が制定した記念日なのだから、きっと、深謀遠慮に基づいて制定されているのだろう。(僕は漢検受験生なので、ちょっと媚を売ってみたw)
以前は、「漢字の日」当日に「今年の漢字」がされていたと思うのだけれど、漢検のwebサイトを見ると、どうやら、明日の発表となるようだ。
ならば、今日のうちに、どんな漢字が選ばれるのか予想をしてみよう。
昨年の「今年の漢字」は《密》だった。まぁ、これは納得。
今年も、(今のところ落ち着いてはいるけれど)コロナウイルスに翻弄された1年だったから、コロナ禍の《禍》や《病》、そして《災》などが考えられる。
しかしやっぱり、今年は、それらを抑えて大本命の漢字がある。
僕があえて言うまでもなく、それは…
金
だ。
今年は、東京オリンピック2020が、1年遅れで開催された年。
コロナ禍に翻弄され、無観客での開催になったのは残念だけれど、日本は、そこで史上最多の金メダル(27個)を獲得。暗い世相に明るい光をもたらしてくれた。
どう考えても、これは「金」しかないではないか。
もともと、オリンピックイヤーの「今年の漢字」は《金》が強く…
- 2000年(シドニー五輪で、計5つの金メダル)
- 2012年(ロンドン五輪で、計7つの金メダル)
- 2016年(リオデジャネイロ五輪で、計12の金メダル)
と、過去3回も選出されている。
今回は、リオ五輪時の倍以上《金》を獲得しているのだから、選出されなければおかしい。
また、《金》は「キン」という意味の他に、「かね」という意味を有しているのもポイント。
「政治と金」問題の《金(かね)》を表していることにもなるからだ。
まぁ、「政治と金(かね)」問題は、今年に限ったことではないのだけれど、今年は、衆議院総選挙もあったので、それに結びつけて考える人もいるだろう。
いずれにしても《金》は断然のド本命だが、果たして、大どんでん返し(?)もありうるのか。
明日の発表を楽しみに待ちたい。