Garmin ForeAthlete 745は、ランニング用のウォッチであるとともに、スマートウォッチ的な要素も有している。
活動量の計測に加え、睡眠ログ、心拍数などを勘案した上で、さまざまなアドバイスをしてくれる。
今年の5月は、そんなGarminに、「休め」と言われ続けた月だった。
最近、僕は、不眠症の症状が悪化していて、2時間以上連続して眠ることができない。トータルしても3~4時間しか眠れない日も多く、身体のだるい状態が続いている。
眠れぬ夜が明ける頃、いざ走り出そうとすると、Garminは、何度も僕にこの警告を出してきた。
休息指示だ。
僕は、毎日ダラダラと走っているだけで、ハードトレーニングなんかしていないのに、どうしてGarminは休息を推奨するのか。
その答えは、いざランニングモードにして走り出そうとするとわかる。
リカバリータイム遅延…。
曰く、《睡眠不足により、リカバリーが遅れているから》ということ。
「ランニングするより、眠りましょう。休みましょう。」というアドバイスなのである。
しかし、床についてもきっと眠れないし、長年の朝ラン習慣はやっぱりやめられない。
ということで、無理矢理走り始めるのだけれど、とにかくやたらと心拍数が上がる。
ゆったりのんびり走っているだけなのに、150を超えたりするのだ。
体調がいいときは、ジョグだと100前後、ちょっと頑張っても140ぐらいまでしか上がらないのに、150を超えるのは異常。
これはやっぱり、身体からの「休め」というサインに違いない。
ただ、いったん走り出してしまったのに、すぐに活動を停止する気にもなれず…。
僕は、その時点でウォーキングに切り替える、という作戦をとった。
ウォーキングならば、心拍数を抑えながら続けることができるからである。
そんなこんなで、1ヶ月間欺しだまし走り続けたランの記録は…。
トータル195km。
以前は、普通に月間300km走っていたのに、200kmもいかない有様。いやはや、ちょっと情けない。
1km~3kmのランしかできなかった日が多いのは、走り始めた後、すぐにウォーキングに切り替えてしまったから。
で、ウォーキングの記録はどうだったかと言うと…。
トータル127.9km。
月間ウォーキングが100kmを超えたのは、初めての経験だ。
ウォーキングは、ランニングからの変更の他、通勤時の一部ウォーク(数駅分歩く)も含まれているが、毎月着実に増加傾向。
このままだと、いつかは、ランよりもウォークの距離の方が長くなってしまうんじゃないかという気もしてきた。
もしもそうなったら、僕は、餃子ランナーじゃなくて、餃子ウォーカーになってしまうので、それだけは避けなければと思っているけれどw