11月は、とにかく眠れない月だった。
もともと僕は眠りが浅く、しっかりと睡眠がとれないタチなのだけれど、11月は、その傾向が進み、不眠症に苦しんだ。
活動量計のFitibit Charge 4は、毎日の睡眠ログを計測し、その結果に基づき、時々こんなアドバイスを表示してくれる。
ちょっと日本語が変*1なのはご愛敬として、このように言われると、「やっぱり、もう少し眠らなきゃなぁ(眠りたい!)」と思う。
しかし、これはまだマシな方なのだ。
11月は、さらに不眠症の傾向が進んで…。
こんな状況になってしまったw
「いつもの睡眠時間」でも3時間44分しかないというのに、それよりもさらに眠れず、本当に苦しみまくった。
1時間1分というのはあまりに酷すぎる気がするが、これは、「床についていた時間」というわけではない。
一応、床には3~4時間ついているものの、熟睡ができず、寝たり起きたりを繰り返す日々が続いた。その場合、Fitibit的には睡眠時間として計測してくれないのだ。
その後、若干は改善しているものの、この時は本当に苦しくて、医者に行かなければいけない…と思ったほど。
睡眠不足について、僕に警告をしてきたのは、Fitbit Charge 4だけではなかった。
11月某日。
いつものように夜明け前ランへ繰り出そうと、ラン装備を始めたところ、僕の左腕に、こんなメッセージが表示されたのだ。
リカバリータイム遅延…。
そして、その原因が睡眠不足だと言う。
僕は、Garmin ForeAthlete 745でも睡眠ログを計測しているため、その結果に基づき、Garminも警告を発してきたのである。
「無理せずに回復しましょう」と言われ、僕は一瞬迷った。
確かに、この日も3時間ぐらいしか眠っていなかったので、「走ってる場合じゃないだろ、眠れよ」と自分でも思ったのだ。
しかし、ベッドの上で眠れずに悶々とするのが嫌だったし、やっぱり、夜明け前ランの習慣を捨てたくなかった。
例によってダラダラ走るだけなのだから、無理はしないし、問題ないだろうと思い、ランを敢行した。
Garmin ForeAthlete 745では、単体で、《リカバリータイム》が計測できる仕様となっている。
トレーニング内容と心拍数の状況を鑑みて、ワークアウト後に、「リカバリー ○○時間」などといった形で、表示してくれるのだ。
この日も、ダラダラと7km程度走ったあと、その結果を確認してみると…。
「リカバリー3日」…。
3日間はリカバリーに努めろ、という表示が出てしまった。
僕は、たいしてスピードも出していないのに、息があがり、心拍数も上昇していたため、こんな結果になったのだろう。
いやはや、まるでフルマラソン後に表示されるような値だ。
僕の身体は、相当疲れているに違いなかった。
こんな結果が出ているのだから、翌日こそは休足日にしよう、休んでしっかり寝よう…。
11月は、「ラン」よりも「眠り」が重要だ。まずは睡眠を改善して、身体をリカバリーしなければ!と思った。
ところが、11月が終わってみれば、結局…。
皆勤ランw
我ながら、「バカか。」と思う。
しかしこれは、日々の葛藤の結果なのである。
眠りたい気持ちはあるものの、やっぱりどうしても眠れず、苦しい気持ちを晴らすためには、走るしかない。その結果がこんなことになってしまった。
ただ、睡眠不足のツケは、週末に響いた。
最長距離は17kmにとどまっているし、週末なのに10Km走れない日もあった。
身体が疲れているためか「ロングラン」ができないのだ。
どうにもこうにもスタミナ不足で、10Kmを超える頃から身体が音を上げてしまう。
僕は、スピードがない分、スタミナで補っていたのになぁ…。
結果、目標だった300kmも達成できない始末。
今は、これといった出場レースがないからいいようなものの、もしもレースがあったなら、さんざんな結果に終わると思う。
本来ならば、絶好のランニングシーズンだというのに、これでは本当にまずい。
12月こそは、しっかり身体を立て直したいところなのだけれど…。
*1:英語バージョンでの分析結果を、そのまま翻訳しているのではないかと想定。