餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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2018GWスタート!餃子で迎える夜明け前(痛恨編)

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さぁ、いよいよ、今年もGWが始まった。

GWの正式名称について、世間では、Golden Weekなど解釈されているらしいが、僕はちっともGoldenじゃない。

昨日と今日が出勤なのは言うまでもなく、4月28日(土曜)、5月4日(みどりの日)5日(こどもの日)も、休日出勤になっているからだ。

毎年、この時期は休日出勤だらけで、気分がとてもブルーになる。

だから、僕は、GWという名称を見ると、別の解釈をして心を落ち着けることに決めている。そう、もちろん…。

Gyoza Weekだ。

例年、僕は、休日出勤の合間をかいくぐって、さまざまなGW的活動を行ってきた。

2年前のGWには、東京~宇都宮(餃子の街)を、ひとり100kmマラソンも敢行。

とっても悲しい結末が待っていたものの、今となってはいい思い出だ。

今年は、それほどの気力も計画も持っていなかったが、せめて、幸先の良いGWスタートを切りたかった。

前述させていただいたように、4月28日の土曜日は、出勤日となっていたが、夜明け前は僕のフリータイム。

ということで、その時間でも餃子が食べられる店まで、走って向かうことにした。

候補店はいくつかあったが、折角ならば新規開拓…それも、ラーメン屋などでついでに食べられるものではなくて、餃子の専門店で食べたかった。

夜明け前の時間まで通し営業している餃子専門店…。

そのハードルはなかなか高かったが、僕は、かねてから気になっていた店に狙いを定めて、走り始めた。

日の出時刻は、4:53。

月の入りは午前4時だったので、夜明けの時刻だと、月はもう沈んでいる。

しかし、夜明け前ならば、まだ大丈夫。

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僕が走り始めたのは、午前3時前だったので、天空には、まだ月が煌々と輝いていた。

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満月を迎える直前の月。美しい。

僕は、そんな月に見守られながら、淡々と走り続けた。

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この日、僕が走ったのは、国道17号線ルート。

普段は車通りの激しい道なのだけれど、この時間はまだ閑散としている。マラソン大会気分で、思わず車道を走りたくなってしまうほどだ。

ただ、もちろんそんなことはできないので、人のいない歩道を淡々と走り続けた。

そして僕が辿り着いたのは、神田駅至近にある…。

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「餃子酒場、大田屋」だった。

朝5時まで営業していることは、Webサイトなどで確認済み。

僕がここに到着したのは、まだ4時を過ぎて早々だったので、時間的には余裕。

だからもちろん、店の灯りはついており、夜中から呑んでいると思われる酔客も沢山いた。

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僕は、店の前で記念写真を撮りながら、胸をときめかせていた。

餃子酒場で迎える、2018のGyoza Week。最高じゃないか。さぁ、思いっきりGWを満喫しよう!

…と思った矢先、僕は、奈落に突き落とされることになる。

たまたま店内から出てきた店員に、「今からよろしいですか?」と尋ねたところ、衝撃的な回答が帰ってきたからだ。

「すみません。もう閉店になります。」

えっ?

僕は大いに驚いた。

朝5時までじゃなかったのか。店の灯りはついているし、まだ、中に沢山客がいるではないか。それなのに、なぜ閉店なんだ。

僕の頭は、衝撃と疑問が渦巻いて、真っ白になった。

そんな僕の表情を見て、店員は、言葉を補足した。

「お料理のラストオーダーが4時になります。申し訳ありません。」

なんと…。

僕は、愕然として、腕の時計を眺める。時刻は4時5分。

あぁ、たった5分の遅刻で、餃子を食べられなくなってしまうとは。痛恨だ。痛恨すぎる。

そもそも、酒場のルールでは、閉店時刻の前にラストオーダー時刻があることは当たり前で、それを下調べしておかなかったことが大きなミス。

予めラストオーダー時刻が4時だとわかっていれば、もう少し早く家を出ていたし、道中のスピードも上げていた筈だ。

僕は自分のバカさ加減を呪った。

あぁ、幸先の悪いGWになってしまったなぁ…と思いながら、僕は、少しだけ救いがあることを知った。

この店の周り、神田駅界隈は、一大飲み屋街になっている。

だから、午前4時台でも営業中の店はあちこちにあった。その中には、餃子が食べられる店もあるのではないか?と、思ったのだ。

下調べは全くしておらず、行き当たりばったりに探すことになってしまうが、そんな中に、隠れた宝が眠っているかもしれない。

…と、ポジティブ志向に切り替えて、僕は神田の街を彷徨った。

そして。

(以下、続くw)


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