4月は、最悪の幕開けだった。
僕は、3月の古河はなももマラソンで、久しぶりにグロス3.5を達成。別大のリベンジができて本当に嬉しかったし、その勢いで、勝負の月にする筈だったのだけれど…。
月初。いきなり、ふくらはぎ痛を発症…。
3月から始めた、ジムでの三部連(トレッドミル、レッグカール、ステッピング)で、ちょっと無理をしてしまったようで、走ることができなくなってしまった。
整形外科医で診察してもらったところ、痛みの箇所的に、しばらく安静が必要と言われ、目の前が真っ暗になったことを思い出す。
数日間ランを休むと、痛みはおさまってきたため、軽いジョグは行っていたが…。
戸田・彩湖ウルトラマラソンは見送り。
ジョグのスピードを上げると違和感があったし、どう考えても、70kmを走れる身体には戻っていないと思ったからだ。
その決断が功を奏して…。
かすみがうらマラソンの4日前には、ほぼ、休養前の状態に戻った。
岩本先生の練習メニューをきちんとこなせたことで、かすみがうらマラソンでは、もしかしたら、連続のサブ3.5、古河はなもも以上の記録を残せるかも?とまで思った。
ところが…。
3時間38分で、あえなく惨敗。
この日は、気温が25℃にものぼり、レースとしては過酷な条件だった。
ただ、個人的には、暑さはそれほど気にならず、後半、上がらなくなってしまった脚に、自分の力不足を感じた。
意外だったのは、僕が同レースで自己ベスト(3時間19分)を出した3年前に比べて、相対的な順位が上がっていたこと。だから、皆にとっては、相当苦しい暑さだったのだろうと思う。
となると、僕にとっても、見えない部分で影響があったのかもしれず、そう考えたら、ちょっと悔しい思いがこみ上げてきた。
勝負レースだったのになぁ…。
ただ、悔やんでばかりもいられない。レースはこれで終わりになるわけじゃないので、僕は、その後も淡々と練習をこなした。
平日は、なかなか忙しい日々で、例によって5km程度の夜明けランしかできない生活が続いたが、週末は時間をとることができた。
皇居の八重桜に癒やされながらの40kmラン。
朝日&荒川のコンビネーションが素敵だった、荒川河川敷ラン。
僕の一番好きなランニングコースの、横浜港ラン。
と、各所を楽しく走ることができた。月初の痛みの状況を考えると、全く走れないんじゃないか…?とも覚悟していただけに、悪くなかったような気もする。
走った回数は27日。累計距離は269km。
月初の怪我さえなければ、たぶん300km行けたのになぁ…と、考えると、やっぱりちょっと悔しくなってきた。
ということで、5月こそ、逆襲の月にしようと思っている。