週明け。
新宿シティハーフマラソンのエントリーセンターから、一通の手紙が送られてきた。
いったい何だろう?と思って開封してみると…。
ICタグ返却のお願いが同封されていた。
そう、僕は、この大会に出場することができなかったのだ。
ごく個人的な、諸般の事情により、無念のDNS*1。
折角、5年ぶりに出場できる筈だったのに…と、本当に悔しい思いをしたことを思い出す。
エントリーセンターからの通知は、「督促」という形になっており、3月3日までに返却確認ができない場合、2,000円が請求されるとのこと。
これはまずい!と思って、慌てて確認してみると…。
ナンバーカードの裏に、今回送られてきたものと同じ、ICタグ返却用封筒が入っていた。
僕は、これに全く気がついていなかったので、督促がこなければ、2,000円を支払わなければならなくなるところだった。
出走が叶わなかった上、さらに2,000円も払わなければならないというのは勘弁なので、この週末には、しっかりと対応して返却しておきたいと思う。
それにしても…。
このICタグは、いったい何回使い回されているのだろう。
そう思ってしまうぐらい、 リサイクル感が半端じゃなかった。
まぁ、普通はレース後に回収されてしまうものだし、その分、レース代が安くなるのであれば全く問題はない。
ただ、いざDNSになってしまうと、ちょっと面倒だなぁと思った。
特に、僕のようなズボラな人間にとっては(汗)
今回、この返却通知を見ていたら、僕は、再び、痛恨の思いが甦ってきた。
それも、2つの痛恨だ。
ひとつは、新宿シティハーフマラソンのレースそのものに出られなかったこと。
ただ、これは、DNSを決断した時点でわかっていたことなので、まだあきらめもつく。
あきらめきれないのは、もうひとつの痛恨だ。それは、前述のエントリーに書き綴っている。
別大マラソンは、とてもシビアなレース。(中略)つくばでのショック後、何とか距離練習だけは重ねてきたが、僕にとって足りないのは、持続型のスピード練習。 だから、別大1週前に、ぴりっと刺激を入れることができるハーフマラソンは、とても重要な位置づけだったのだ。
あぁ、この時の不安が的中してしまった…。
今年の別大。僕は、一応完走扱いではあるものの、グロス3時間半を切れなかったからだ。
もしも、別大1週前の新宿シティで、ぴりっと持続型のスピードレースができていれば、もしかして、別大でも、最後の粘りが発揮できたのではなかろうか…。
そう考えると、本当に痛恨の思いが高まってくる。
レースに「タラ」「レバ」は禁句で、新宿シティ出走の有無が別大に直結したと言い切れる根拠はない。
ただ、ICタグ返却要請の通知を見ていたら、どうしても、そんな思いがこみ上げてきて、止まらなくなってしまった。
あぁ。
*1:Did Not Startの略。マラソンレースにおいては、欠場、棄権の意味。