これを使うのは、7年ぶりだ。
Dell Stowaway Bluetooth Keyboard。
モバイル引き出しの奥に眠っていたのだけれど、先週末、ふと「まだ使えるだろうか…?」と思って、復活させてみることにした。
そう思ったきっかけは、Windows タブレットのMIIX 2 8。
昨年秋のシカゴ遠征時、大いに役立った端末だ。
この遠征時、僕は、Microsoft Universal Foldable Keyboardとペアリングさせて、この端末を使っていた。
それはそれで快適だったのだけれど、帰国してからは、そういうわけにいかなくなった。
Microsoft Universal Foldable Keyboardが、同時にペアリングさせることのできる端末は2台。そして、日常その枠は…。
iPhoneとiPadで飽和してしまっているからだ。
昨秋のシカゴ遠征時は、「たまたま」iPadを日本に忘れてしまったからMIIX 2 8と連動させることができたが、帰国してからは、そうはいかない。
ということで、MIIX 2 8は、しばらくまた、お蔵入りになっていた。この端末は、単独で通信回線を持たないため、日本で使いにくい、ということも原因のひとつだった。
ただ…。
先月、モバイルルーターを導入して以来、通信面の課題は解決。
いつでもweb接続できるようになったため、再び僕は、MIIX 2 8を使い始めるようになっていた。
ということで、この端末用のキーボードをどうしようか模索していたのだ。
新規に購入することも考えたが、以前使っていたものが、まだ使えるかもしれないと思い立ち…。Dell Stowaway Bluetooth Keyboardの復活にあいなった。
これは、折りたたみ式のキーボードなので…。
蓋を開くと、カシャカシャっと広がった。あぁ、懐かしの、この感覚。モバイル熱が甦る。
単4乾電池2本を入れて、起動。7年ぶりでも、何の問題もなく生きていた。素晴らしい。
端末を支える台は、8インチのMIIX 2 8を載せても安定している。
ペアリングは、MIIX 2 8側で、Bluetooth機器待ち受け状態にしたあと、「Ctrl」+「Fn(青)」+「Fn(緑)」キーの同時押し。
すると、MIIX 2 8には、このキーボード名と、ペアリング用の数字が表示された。
それをキーボード側で打ち込んで、あっさりとペアリング完了だ。
入力環境も申し分なし。いったんペアリングしてしまえば、次回からは、折りたたまれたキーボードを開くだけでスイッチオン、自動接続する。
Windowsキーも使えるし、青と緑のFnキーと組み合わせて、数字や記号の入力も可能。
ドライバーの問題なのか、キーボード表示と合わないものもいくつかあるのだけれど、個人的には許容範囲。
日本語入力面は、少しだけ試行錯誤したが「Fn(青)」キー+(Enterキー左隣の)「"」キー*1同時押しで変換できる。
いやはや、実に快適だ。
昨日は、ちょっとした移動があったのだけれど、その電車内でも…。
実に楽々と操作できた。素晴らしい。
どんなに昔のガジェットであっても、良いモノはやっぱり良い、ということがわかったのは大きな収穫。
僕のモバイル引き出しには、まだまだ懐かしい電子機器たちが眠っているので、今年は、さまざまなものを再生させていきたい。
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*1:但し、前述の問題で、表示通りの入力はできず、入力すると「:」が表示される。