先週末、近所のdocomoショップで、手続きを済ませた。
ようやく忌まわしき2年縛りが解け、今月だけは、契約解除手数料がかからない。この月を指折り数えて待っていたのだ。
2013年の12月。僕は、この端末を、6,000円強の激安でゲットした。ずっと欲しかった端末だけに、本当に嬉しかったことを思い出す。
さらに、運用費がほとんどかからない形で契約できたのも魅力だった。
当時は、「タイプXi にねん」(通話基本使用料743円)と、「Xiパケ・ホーダイ ダブル」(毎月2,100円〜の段階制)を組み合わせて契約することができた。だから、毎月2,843円から運用可能。
僕は、GALAXY Note IIのdocomo SIMにおいては、通話もパケット通信もしなかったため、毎月の通信費を、 2,843円(+消費税等)だけにおさめることができた。
さらに、 Note IIには、月々サポート(67,200円/月あたり2,800円)がついていたため、それも殆ど帳消しにできていたのだ。
今、こんな運用は、逆立ちしてもできない。
「タイプXi にねん」や「Xiパケ・ホーダイ ダブル」といった、使いようによっては割安となるプランは消滅。スマホ利用の場合は、カケホーダイプランとバカ高いシェアパックでのパケット料金を組み合わせて契約しなければいけなくなった。
よしんば通話ができない「データプラン」を選んだとしても、バカ高いシェアパックとの抱き合わせ契約になってしまう。利用者が、どんなに頭を捻って頑張ろうと、月々3,000円以内に抑えることなどできず、最低でも5,000円はかかってしまう仕組みだ。
これは別に、docomoに限ったことではなく、auだって、ソフトバンクだって同じこと。各キャリアは、利用者を複雑怪奇な料金システムで煙に巻き、全く使われない端末であっても、多額の利用料を徴収できる仕組みを構築した*1。世知辛い時代になったなぁ…。
今は、格安のMVNOが群雄割拠の時代なので、キャリアの契約プランに文句があるなら、そちらを選べということなのかもしれない。
ただ、その前に、キャリアと契約済だった案件には、カタをつけておかなければ。
ということで、ようやくdocomo解約の話に戻る。
前述したように、今月だけが、契約解除手数料のかからない月。今月を逃すと、「勝手に2年縛り契約更新」される上に、「月々サポートの割引も終了している」から、べらぼうに料金が高くなる。
この「勝手に更新&割引ストップ」の仕組みが、僕にはどうにもこうにも納得できない。最初の「2年縛り」については、「月々サポートの割引条件」でもあるから、ある程度納得の上での契約なのだけれど、「月々サポートが終了」するのならば、再度「2年縛り」で契約するかどうかは、利用者の自由ではないか。
僕は、ずっと前からこの月を意識して過ごしてきて、実際解約できたからいいようなものの、誰も彼もが、この月を意識できるとは思えない。
少なくとも、2年経過後は、どんなタイミングであっても、契約解除料がかからないようにすべき。
総務省も、ここにもっと踏み込んで欲しかったんだけれどなぁ…。
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*1:ように 、僕には思える。