餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「ポケモンGO」<「SFマガジン」VR/AR特集

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今年の新語・流行語大賞も、また、不可解な結果になった。

「神ってる」…。

去年の「トリプルスリー」よりはマシだと思うけれど、果たしてこれが、今年を代表する流行語なのだろうか。どうにもこうにも釈然としない。個人的には、「ポケモンGO」しか考えられないと思っていたので尚更。

「神ってる」の意味がわからない人はいても、「ポケモンGO」という言葉を知らない人はいないと思う。

「ポケモンGO」は、ゲームアプリの名前なので、流行「語」、新「語」なのかどうか、ちょっとひっかかるところはあるけれど、今年、新たに発生した(そして未だに続いている)流行「現象」であったことは間違いないだろう。

 僕のラン仲間にも、ポケモンGOのファンが多い。

ランニングは、「自力」でさまざまな場所へ移動しながら楽しむことができるスポーツなので、ポケモンGOとは相性がいい筈。納得だ。

走り「ながら」ゲームを行うのは危険な気がするが、ランニング途中で休んでいる時の息抜きとして行うには、最高なのではなかろうか。

と。

伝聞調で書いているのは、僕自身は、全く「ポケモンGO」をやったことがないためだ。

一昨日のエントリーで書いたように、僕は、ゲームに殆ど興味がなく、やってもトランプゲーム止まり。

だから、今年、各所で話題になりまくった時、ランナーの飲み会で盛りあがった時でさえ、やりたいと思わなかった。

しかし、「ポケモンGO」というものが生み出した現象については、とても気になっていたので、この雑誌はとても興味深く読んだ。

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SFマガジン 2016年 12 月号 [雑誌]

そう、SFマガジンだ。

僕は、十数年来の読者であり、旧ブログの時代から、ずっと毎月レビューさせていただいている。

今回も、発売日に購入はしていたものの、なかなか読むことができず、紹介さえ忘れてしまっていた。

もう発売から1ヶ月以上経つので、今更感満載だけれど、一応「12月号」だし、表紙デザインは、むしろ12月向き(?)なので、悪くない。

出版社Webサイトによる、この号の紹介は、以下のようになっている。

現在、「ポケモンGO」の例を挙げるまでもなく、VR(ヴァーチャルリアリティ)/AR(拡張現実)があらたな局面を迎えている。より身近な存在となったVR/ARの最前線を探りながら、SFとの関係性を今一度問い直す。

これを読んで、僕は、少し感慨深くなった。

VR/ARと言えば、一昔前は、まさに、SFでしかあり得なかった世界。しかし、それが今や逆転。「ポケモンGO」が生み出す世界を、SFマガジンが認め、追いかけているようにも思える。

いやはや、凄い時代になったものだ。

ということで、胃痛であまり走れなかったこともあり、昨日は、これを読み耽ってしまった。

特集の評論も小説も力作揃いで、流石はSFマガジンならではのVR/AR特集。「ポケモンGO」から、さらに大きく進んだ世界を描き出していた。

いやぁ、面白い。SFならではの「ワクワク感」を感じさせてくれる特集で、やっぱり、ゲームより、僕は、小説世界の方が好きなんだなぁということを実感^^;


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