餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

ローソン「ブランパン」 VS ファミマ「ブランロール」食べくらべレポート

スポンサーリンク

(承前)

目次

まずは…。

ローソンブランブレッドシリーズの看板!「ブランパン」

f:id:ICHIZO:20161130034311j:plain

ローソンのパンコーナーに行ったことがある人なら、誰でも一度は、このパンを見かけたことがあるのではなかろうか。

ローソンでは、もう何年も前からブランブレッドの商品群を販売していて、そのアイテムは定期的に入れ替わっているが、このパンに関しては、レギュラーで販売され続けている。

最近は、「2個入り」に加えて、「4個入り」という商品まであるほどだ。

僕は、3年前に糖質制限を行った時も、このパンには結構お世話になった。糖質制限を行う人にとっては、申し分のないスペックになっているパンだと思う。

糖質2.2gが凄い!たんぱく質、食物繊維が多い!

f:id:ICHIZO:20161130034326j:plain

何と言っても、1個あたり糖質2.2gというのが超優秀。

たんぱく質が6.3gも含まれているというのはいいし、糖質制限時に不足しがちな食物繊維が5.7gも含まれているというのは素晴らしい。

何回かのリニューアルで、健康志向がいっそう強まり、外装パッケージでは「人工甘味料、砂糖不使用」を謳っている。トランス脂肪酸もゼロだ。

それに加えて、今月のリニュアルで、「乳酸菌入り」となり、味もアップしているとのことだった。

f:id:ICHIZO:20161130040230j:plain

僕は、このパンを何度も食べたことがあるが、最近はすっかりご無沙汰だった。糖質を意識しないのであれば、積極的に食べたい味ではなかったからだ。

ただ、今回のリニュアルで「より食べやすい味わいになった生地に乳酸菌が入っている」とのことだったので、「以前よりは少し美味しくなったかも…?」と思って期待した。

ブラン好きなら単体でも…。そうでなければ、アレンジが吉。

f:id:ICHIZO:20161130034442j:plain

断面は空洞が多い。

囓ってみた感触も「ふにゃふにゃ」で、この印象は以前と変わらなかった。

今回は、乳酸菌入りになったということで、「甘み」を期待したのだけれど、それは感じなかった。

ただ、そもそも、乳酸菌自体に甘味成分はないようなので、これは仕方ない。

以前よりも、ブラン特有の癖は薄くなり、かなり食べやすくなった。とはいえ、やっぱり普通のパンとは明らかに違う。

ブランの味が好きな人にとっては、きっと、申し分ない商品。ただ、ブランが苦手な人にとっては、このパン「単体」ではちょっときついのではなかろうか。

糖質の低さは驚異的なので、糖質制限にはもってこいのパンだが、主食の置き換えとして、他の低糖質な「おかず」群とあわせて食べるのが向いていると思う。

 RIZAPとのコラボ!ファミリーマートの「ブランロール」

f:id:ICHIZO:20161130034453j:plain

対して、ファミリーマートの新商品、「ブランロール」。

今月から大々的に始まった、RIZAP&ファミマコラボ商品の一環だ。

黒と金色のRIZAPカラー(?)パッケージは、実に目立って、パンコーナーの中でもすぐに見つかる。

糖質は、14.2gと大きく謳われている。

このサイズの一般的なロールパンと比較すると、半分程度なのだろうと思うけれど、ローソンのブランパンに比べると、べらぼうに多い。

ローソンブランパンの方が若干小ぶりだが、2個セットでも、糖質はたった4.4gしかない。

それに比べて、このRIZAP&ファミマ「ブランロール」は14.2gなので、3倍以上もあるのだ。

トランス脂肪酸フリーなのは、ローソン「ブランパン」も同様だが、オリーブオイルを使っている点が異なっており、外装パッケージで、それを大きくアピールしている。

ローソン「ブランパン」との栄養成分比較

f:id:ICHIZO:20161130034506j:plain

栄養成分表。

ローソンのものと、一覧で比較してみると…。

 

ローソン
「ブランパン」

※2個あたり

ファミマ
「ブランロール」
エネルギー 132kcal 115kcal
糖質 4.4g 14.2g
たんぱく質 12.6g 7.4g
脂質 4.6g 4.3g
食物繊維 11.4g 1.5g

本格的に糖質制限を行うのならば、ローソン「ブランパン」の圧勝といった感じだ。

エネルギーこそ若干高くなるが、「2個あたり」なので、それを考えると(若干小ぶりであることを踏まえても)相応。

それでいて、糖質は圧倒的に低く、たんぱく質も食物繊維の含有量もファミマのブランロールを大きく上回っている。

だから、RIZAP&ファミマの「ブランロール」は、期待外れだったかというと、そうでもない。

ほんのり甘い!美味しい!

f:id:ICHIZO:20161130034520j:plain

その味が、とても美味しかったからだ。

断面だけ見ると、ローソン「ブランパン」と大差ないように見えるが、噛みしめると、もちもちした弾力がある。

そして、噛むたびに、ほんのりと甘みがこみ上げてくる。これは、普通に美味しい。

ブランっぽさも、個人的には気にならないレベルで、ごく普通のロールパンとしても十分通用すると思う。

前述の通り、糖質は14.2gあるため、「ガチ」の糖質制限には向かないと思うが、一般的なロールパンの糖質よりは断然低いので、ゆるーい糖質制限には合っている。

僕は、かなり気に入ったので、今朝もまた買ってしまったほどだ。

まとめ

「ガチ」の糖質制限で、それでもパンを食べたい!のであればローソン「ブランパン」の一択。ブランの味が苦手でも、肉や野菜とうまく組み合わせれば、続けられると思う。

ゆるい感じで糖質を抑えたい!でも、美味しいパンも食べたい!ということであれば、ファミマ「ブランロール」がオススメ。単体でも美味しいから、間食にもぴたり。

ただ、ボリューム感が若干足りないので、2個食べたくなる欲求を抑えられるかどうかが、鍵になるような気がする。

追記。(2017.5)

このレポートは、発表当時のものなので、その後のリニュアルで変更が生じている。

ローソンブランパンは、レギュラーパンとして、未だ現役だが、ファミマのブランロールは、この半年の間にリニュアルし、そして姿を消してしまった。

その代わり、2107年の4月には、新作のパンが2種登場している。

ということで、この食べ比べも行ってみた。

よろしければ、こちらもあわせてご参照いただければと思う。


マラソン・ジョギングランキングへ