井の頭公園ランでリフレッシュしたあと、僕はひたすら、中央線沿いを走った。
この沿線は、ストレートコースが続く上、歩道も整備されているので、とても走りやすい。
高架下には、駅までの距離表示や…
お洒落なカフェなどのショップが並んでいた。店はまだ営業していなかったけれど、こういった情景を見て走るのは楽しい。
東小金井駅に到着。電車で何度も通過したことはあるけれど、駅舎を見たのは初めてだった。
武蔵小金井駅。
武蔵小杉、武蔵小山と並ぶ、首都圏3大ムサコ(?)の一角だ。
夜明け前から走り出したのに、気がつけば、もう、10時を過ぎていたので、駅はかなり賑わっていた。
そして。
国分寺に到着!
ここまで来ると、いやぁ、何だかかなり遠くまで走って来たなぁ…という思いが募った。
このまま中央線沿線を走り続ければ、国立~立川と進むことになるのだけれど、ここから僕は進路を転換した。
僕が次に目指したのは、立川から南武線で府中本町駅に向かう途中の街、谷保だ。
もちろん、駅に用事があるわけではなく、その駅から数分走ったところにある…
南京亭だった。
この店も、これまでの2軒と同様24時間営業であることを確認済。国道20号線沿いにあるので、深夜も、トラックドライバーなどで賑わうのだろう。
店外各所に「ジャンボギョーザ」の文字が溢れていて、餃子が看板メニューだと訴えている。
深夜だと、ライトアップされるようなので、さらに目立つ筈だ。
入店。
メニューは、バラエティに富んでいたけれど、僕が注文したのは…。
もちろんこれ。
最初は、普通に「手作りジャンボ餃子」を注文するつもりだったが、あまりにも「ジャンボ」が強調されていたので、2個餃子に変更。
まだ、最終目的地までは10km超あったし、胃がもたれるのを避けたかったからだ。
画像を見ると、それほど大きそうには見えなかったのだけれど、皿が巨大な可能性もあると思ったからだ。
ランチタイム前の中途半端な時間に入店したためか、店内は閑散としており、餃子を注文していたのは僕だけ。
なので、たった2個だけの餃子を焼いてもらうようになってしまったようだ。注文後、それに気がついて、ちょっと申し訳ないと思ったものの、仕方がないと諦めた。
「2個餃子」というメニューが(サイドメニューではなく)正式に存在している以上、ルール違反ではないと思うし、店の人もこころよく対応してくれた。
餃子が来た!
iPhone SEよりもちょっと小さい感じで、想像していたほどジャンボではなかった。
これならば4個でも余裕だったかなぁ…と思いつつ、でも、ここでもう一度「2個餃子」を頼むのは、(店舗オペレーション的に)迷惑だろうと思い、追加注文は自粛。
この2個をじっくり味わうことに決めた。
カウンターには、ニンニクが用意されていた。
僕は、ここまでの行程で、結構疲れていたので、これもたっぷり味あわせてもらうことにした。
酢醤油に、 ニンニクをたっぷり投入して、実食。
皮はカリカリもっちりで、具は、野菜がたっぷりのザクザク系。
僕の好きなタイプの餃子だ。ニンニクだれとあわせて、スタミナも補給された気がした。
やっぱり4個いけばよかったなぁ…と思いながら、僕は、店を出た。
池袋からここまで40km近く走って来て、結構疲れていたけれど、スタミナ餃子のおかげで何とか回復した。
目指すは、最終目的地。もちろん、餃子を目指して出発だ。