正月三が日の、大きな楽しみが、消えてしまった…。
僕は、そのニュースを知った瞬間、深い溜息をついた。
今日は、終日張り詰めた気持ちで仕事をしていたため、情報過疎の状況だった。夜7時過ぎ。休日出勤がようやく終わり、ホッとした気持ちで帰路についた電車内。
僕は、SNSをつらつらと眺め、初めてその事実を知り、あまりの衝撃で大きく落ち込んでしまった。
母校中大のWebサイトには、その結果が淡々と綴られていた。
中央大学は10時間17分01秒の11位に終わり、残念ながら、上位10校に与えられる本戦出場権獲得には至りませんでした。沿道でたくさんの方々が旗を振るなど応援いただく中、12名の選手は20キロを駆け抜けました。
11位…。
箱根駅伝の出場権獲得までは、あと1校。たった1つだけ上に行ければよかったのに。何とも無念だ。
予選の結果とそのタイム詳細を見ると、さらに悔しい思いがこみ上げてくる。
そして…。
10位の日大とは、わずか44秒差…。予選会のタイムは、各校上位選手10人の合計だから、1人当たり、たった4.4秒…。
ああぁ、そう考えると、本当に悔しくて仕方がない。
近年の状況を考えると、こんな日が来てもおかしくないとは思っていたが、しかし、古豪の意地で出場できると信じていた。
何と言っても、これまで、中央大学は、箱根駅伝で輝かしい実績を残し続けてきた。
過去、優勝(14回)、連続優勝(6回)、出場回数(90回)で最多を誇り、かつ、今年まで、87回連続出場というとてつもない記録を打ち立ててきた大学なのだ。
当然、88回連続も叶うと信じていたのだけれど…。
しかし、もう悔やんでも仕方ない。
一番悔しいのは、中大選手たちの筈。この悔しさをバネに、リフレッシュ、リスタートして、必ず箱根の舞台に復帰して欲しい。
箱根駅伝は、自分がマラソンを始める前から、毎年ずっと生観戦し続けてきたのだけれど、来年はテレビ観戦かなぁ…。
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