餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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マラソン大会のレース中に、「スズメバチ大量襲来!」の恐怖

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衝撃のニュースだった。

スズメバチは、とにかく恐ろしい生物。それがマラソン大会のレース中に襲ってくる、というだけでも怖いのに、その被害人数が凄すぎる。

なんと、115人!

それも…。

大会事務局によると、ハーフマラソンには697人が参加。折り返し地点の手前にある橋付近で襲われていた。橋の下にサッカーボール大のキイロスズメバチの 巣があり、大勢のランナーが走った振動や足音がハチを刺激した可能性がある。30~40人ほどが刺された影響で途中棄権した。

参加697人中、115人なのだから、もの凄い高確率での被害だ。

それだけの人数が被害に合ったということは、大量のスズメバチが群れをなしてランナーたちを襲った筈で、阿鼻叫喚の状況。

その情景を想像しただけで、僕は震えて、恐ろしくなってしまった。おそらく、まともなレースにならなかったのではないか。

そんな惨劇がランナーを襲った大会は、いったいどんなレースだったのだろうと思い、Web検索してみると…。

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第18回山の村だいこんマラソン

「山の村だいこんマラソン」だった。

開催地は中部地方の飛騨だったので、僕は、その存在を初めて知ったのだけれど、今年で18回を迎える、伝統のレースだ。

飛騨は、もともと風光明媚で人気がある上に、大ヒット中の映画「君の名は。」の舞台にもなっていて、旬の観光地。

だからきっと、ランナーたちは、そんな飛騨の美しい情景を堪能しながら走っていた筈だ。

それが、いったいなんという惨劇だろう。

いやはや、この「まとめ」を読んでいたら、本当に怖くてたまらなくなった。

スズメバチ対策は、とにかく「巣に近づかない、刺激しない」こと。しかし、出走ランナーたちは、巣の存在など知るべくもない。

刺激しないように…と言っても、レースに集中しているランナーたちに、そんなことができるわけはない。

だから、本当に、恐怖の状況なのだ。

今回、大きな被害者が出なかったのが救いだけれど、スズメバチでリタイアしてしまったランナーの心境を考えると、胸が痛む。

今後は、このような事件が再発しないよう、祈るばかりだ。

 

 


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