餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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あの「911」体験から15年目に思うこと

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あれから15年。もう15年も経ってしまったのか…。

月日の経つのは本当に早い。もしも、あの年に生まれた子供がいたら、もう、高校生になっている年月。そう思うと、本当に感慨深い。

僕は、あの年、あの日、マンハッタンの地にいたからだ。

その時の状況については、5年前のエントリーでも詳しく書いたけれど、まだ書き残している思いがある。

2001年9月。

僕にとっては、初めての訪米、そして初めてのNY。何もかもが新鮮で素晴らしかった旅の終わり。まさか、あんなとんでもない事件に遭遇するとは、夢にも思っていなかった。

 当時は、まだインターネット黎明期で、スマートフォンも、まだ誕生したばかり。iPhoneやAndroidスマートフォンなど、影も形もない時代だった。

そう、今とは、通信環境が全く異なっていたのだ。

僕は、事件発生当日、日本への帰国便に乗る予定だったが、帰れなくなったため、町なかの公衆電話を使って、国際電話で会社に電話をかけたことを思い出す。

タイムズスクエアのインターネットカフェに入り、端末の日本語化などに苦しみながら、何とか情報を収集、日本と連絡を取り合った。いやはや、本当に苦労した。

これが、もしも「現在」に起きた事件であったなら、NYにいても、スマホでリアルタイムに現地の情報を収集することができた筈だし、日本に連絡をとることも簡単だった筈だ。

そう考えると、本当に、遙か昔の事件のような気がするし、実際、15年もの年月が経過している。しかし、僕の脳裏には、今でも鮮明に残っているし、僕にとっては、永遠に忘れられない記憶になっている。

2年前に訪れたNY。

ワールドトレードセンターの跡地は、再開発され、大きな二つの噴水や、メモリアルホールができていた。

今年の8月には、Oculusと呼ばれるショッピングモールも誕生。Appleストアなども入店しており、大賑わいを見せているようだ。

15年前、悲惨な事件が起きた跡地は、見違える状況になってしまったが、しかし、決して、あの日の出来事は風化させてはいけないし、二度と起きてはならない事件だと思う。

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事件の翌日、現地で買った新聞。

あれから15年経ったことで、紙はすっかり色褪せてしまったが、その写真と記事の衝撃は、決して色褪せることはない。

合掌。

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