迷いに迷った。
いったいどれくらい、そのサンプルを見比べただろう。
僕にとっては、これらの手帳に続く、7年目、7冊目のジブン手帳。
先日のエントリーで書いた通り、「ジブン手帳公式ガイドブック」を入手し、それを読み耽ったことで、ますます愛着が深まっている。
来年もまた、肌身離さず使い続けることになる僕の伴侶。あまりにも重要な選択。
だから僕は、大々的にコーナー展開されているLOFTの「ジブン手帳」コーナーで、しばらく悩み続けることになったのだ。
このコーナーで、ジブン手帳Bizの見本を手に取るまでは、去年までと同じ、スタンダード版を選ぶつもりだった。
新発売のBizは気になるものの、スタンダード版に不満はなかったし、もう6年近く使い続けてきて、使い勝手に慣れている。一昨年、ジブン手帳miniが発売された時も、それほど悩まず、僕は、スタンダード版の継続を決めた。
だから、今回も迷わない、筈だった。
しかし…。
実際にジブン手帳Bizを手に取ってみると、その違いに大いに惹かれた。
- 紙質が厚い!
- デザインがシンプル、文字の色もはっきりくっきり!
- 180度フラットに開く!
- ペンホルダーがついている!
- カバーの質感がいい!
Bizの特徴は、Webサイトや公式ガイドブックでも紹介されていたから、わかっていたつもりなのだけれど、実際に見て、手に取ってみると、予想以上にスタンダード版と異なっていた。
厚くてしっかりした紙は、僕好みだったし、180度フラットに開く、というのは、実に使いやすいと感じた。
しっかりとしたカバーがついており、ペンホルダーも標準装備。全体の質感も良く、そのままビジネスに使っても、全く問題ない出来に仕上がっている。
初年度からBizが発売されていたら、僕は間違いなく、こちらを選んでいたと思う。
ただ、その一方で気になる点もあり、僕が結局選んだのは…。
やっぱりスタンダード版だったw
紙質は、MIOペーパーを使っているBizの方が好みだったのだけれど、スタンダード版のトモエリバーでも、僕の場合は裏移りしないで書けるし、薄いなりの愛着もある。
また…。
Bizが優位性を持つ、カバーの質感や、ペンホルダー装備は、僕には、メリットとならなかった。
僕の場合、4年前に、ジブン試用のレザーカバーをオーダーメイドしており、それに、ペンポケットも装備(フリクションボール3対応)させているからだ。
さらに…スタンダード版で愛用していた全国各地の鉄道マップが、Bizでは省略されてしまったというのが、実に残念だった。
2カ所間の路線検索などは、スマホで簡単に代用もできるけれど、各所への移動時、全体をさっと見渡しながらルートを考えたい時もある。そんな時は、やっぱり路線地図が必要なのだ。
ジブン手帳のルートマップは、そのレイアウトが秀抜で、実に便利に使っていただけに、それがBizに搭載されていないというのは、僕の場合、大きな痛手だった。
ということで、僕は結局スタンダード版を選んだ。
使い勝手は十分わかっているから、勿論後悔はしていないけれど、Bizへの未練は少し残っている。
個人的な希望でのベストスタイルは、
「スタンダード版の内容のまま(ルートマップ省略なし)で、MIOペーパーに変更、かつ、180度開くこと」
なのだけれど、差別化ということもあるから、なかなか難しいのだろうなぁ…。
LOFTでは、今年から発売になった、ジブン手帳Goodsも購入。
こういったグッズは、発売時に購入しておかないと、あとで入手困難になってしまう可能性も考えられるため、まとめて一気に購入した。
これらの使い勝手については、あらためてご報告させていただくことにしたい。