餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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福島餃子っぽくない、「麺庄」の小籠包風焼餃子

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旅先での大きな楽しみは、夜明けランと餃子。

だから僕は、今年の福島遠征においても、それを堪能するつもりだった。

今回、夜明けランについては、とびきりハードな峠走を堪能することができた。次は、餃子だ。

福島餃子と言えば…。

せっかく福島に来たのであるから、当然、福島ならではの餃子を食べたいと思った。

福島は、全国の中でも、宇都宮や浜松に次いで、餃子が有名な都市。特に、「円盤餃子」と言われる、独特な形状の餃子が、福島餃子の《顔》になっている。

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そう、このような餃子だ。

これは、福島餃子の元祖と言われる「満腹」の餃子。

去年、僕は、大行列の先頭に並んで、この店の餃子を堪能。二年越しの夢を叶えた。

だから、今年は別の店に行こうと思っていたのだけれど…厄介な問題があった。

福島餃子の有名店は、日曜休業の店が多く、かつ、ランチ時間に営業している店が殆どなかったからだ。

そういえば、以前も「満腹」以外の店が見当たらなくて、苦労したことを思い出す。

しかし、あらためて調べてみると、飯坂温泉にある老舗の「照井」が、いつの間にか福島駅構内に支店を出していたことを発見。

ならば今年はここしかない!と、僕は、福島餃子訪問前日に決めていた。

ところが…。

大人気!の円盤餃子「照井」

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僕は、開店早々の11時過ぎに訪れたのだけれど、それでは遅すぎた。

店の前に並んでいる人たちは、多く見えなかったので、ちょっと待てば入れるかと思っていたのだけれど、それは誤解だった。

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店の前に置いてあった順番表に名前を書くシステムになっており…。

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僕が書き込む時には、既に20人を超える人数が待機していた。

ただ、この時点では、待つつもりだった。

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ライスさえも用意されていなかった「満腹」に比べ、メニューは充実しており、しかもお得だったからだ。

しかし、この豊富なメニュー構成も仇になったかもしれない。待てども待てども、一向に、順番が進まないからだ。

店内は20席程度しかなく、それほど広い店ではない上に、円盤餃子は、焼くのに時間がかかる。さらに他メニューも豊富、とあっては、時間がかかるのは必然。まだまだ相当待たされる気がした。

駅構内の好立地、競馬開催日の日曜であることを考えると、開店前から並んでおくべきで、実際、それは、「満腹」の大行列を考えてもわかっていた筈なのに、痛恨の出遅れだった。

30分待っても、まだ17人待ち!という状況。

僕は、夕方別件があり、それほど時間を取れなかったため、「照井」がダメだった場合に…と考えていた店に出かけることに決めた。

手打ち中華麺の店「麺庄」のランチ

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その店は、福島駅から5分程度の場所にあった。

ここも行列になっているのでは…という心配もあったが、僕が入った時には空いていた。その後、店内はいっぱいになったので、結構な人気店であるようだ。

店の看板は、手打ち中華麺ということなのだけれど、僕がこの店を選んだ理由は、麺じゃない。

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この餃子だ。

独特の形状をしており、食べログなどでも餃子の評価が高かったので、それに大いに期待をしていた。

口コミなどで、大いに評判だったのが…。

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このランチ。

しょうゆか味噌のラーメンに、餃子3個、サラダ、ミニチャーシュー丼がついて、800円。

他のラーメンとの組み合わせでも、+150円でセットメニューがついてくる。餃子は、単品で350円だから、かなりお得だ。

ということで、僕は、「肉つけ中華そば(850円)」のランチセットを注文。

セット価格は、1,000円だった。

で…。

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ランチセット登場!

いやはや凄いボリューム。一見、餃子がどこにあるのかわからないほど。値段を考えると、確かに得ではあるのだけれど、個人的には、この作戦は大失敗だった。

僕にとっては、多すぎるのだ。たっぷりの麺、チャーシュー丼、そして、餃子。炭水化物の三乗。僕は、普段、昼間それほど炭水化物をとらないので、この組み合わせはかなりヘビーだった。

つけ麺は、まぁまぁ美味しかったけれど、あえて福島で食べるべきかと言われるほどの味ではないと思ったし、チャーシュー丼が余計。

僕は、基本的に食事を残さないので、何とか完食したが、食べ終わったらお腹がとても苦しかった。

「小籠包みたいな焼餃子」は、美味しい!

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餃子は、とても美味しかった。

円盤餃子とは似ても似つかぬ、一見小籠包風の形状。

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しかし、これは、れっきとした餃子だった。

皮はもちもちでとても食べ応えがあり、カリカリ感とのバランスもとれており…。

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具は、ニラを中心とした野菜と肉が絶妙のバランスで入っていた。

ニンニクもかなり効いていて、僕好みの味だ。専用の餃子たれもついていたが、何もつけなくても十分に美味しかった。

メニューには、この「自家製手作り餃子」の他に、ニンニクなしの「シソ餃子」もあったようで、それも気になったのだけれど、僕のお腹には、全く余力が残っていなかった。

痛恨だ。

今度また訪れる機会があったら、麺やランチは完全にスルーして、餃子2品に絞って食べようと思う。


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