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SFマガジン~「ハヤカワ・SF・シリーズ」総解説特集で甦ってきたSF熱

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サロマ湖100kmウルトラマラソンが終わって、はや一週間以上が経つ。

当日の天候対策が甘く、不本意な結果に終わってしまったのは残念だけれど、それも実力。とりあえず、春の大目標が終わって、気分は楽になっている。

毎日の夜明けランこそ続けているけれど、気分転換&猫観察(?)がメインの目的なので、練習にはなっていない。

週末恒例のロングランも、先週は土曜だけ、それも10km程度におさめて、ゆったりした時間を過ごした。

ということで、ロングランにあてていた時間を、たまには、本でもじっくり読んで過ごすことにした。

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SFマガジン 2016年 08 月号 [雑誌]

となれば、やはり、SFマガジンだ。

 この8月号は、先月25日に発売されているので、例によって紹介は遅くなってしまったけれど、暦的にはまだ7月なので、十分許容範囲*1だろう。

今回の特集は、「ハヤカワ・SF・シリーズ」総解説。

オールドSFファンなら誰でも知っている、懐かしき《銀背》*2SFシリーズの総解説本だ。

旧シリーズの銀背は、1974年で幕を閉じており、僕は、その時代をリアルタイムで知らない。

しかし、僕がSFファンになった少年時代には、書店で、銀背の商品を見かけた記憶が微かに残っている。

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古書店で買った銀背本たち。いやはや懐かしい。

「SFマガジンベスト」などは、その後、文庫化もされていないので、非常に貴重な作品が多数載っていて、僕の宝物のひとつになっている。

今回、あらためて読み直してみたら、胸が熱くなってきた。

SFマガジン誌では、昨年、「ハヤカワ文庫SF総解説」という特集を3号連続で掲載している。非常に充実した内容で、SFファンから大好評を博した。

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今回の特集も、その流れを汲むもので、実に読み応えがある。

前述「SFマガジンベスト」のみならず、文庫化されていない本も多いため、僕は、解説を読みながら、「あれも読みたい、これも読みたい」と思う気持ちが治まらなくなってきた。

この夏は、神田の古書店で、懐かしき銀背を買って、日がな読み耽る日を作ろうと思っている。

*1:いったい誰の許容範囲なのかは、よくわからないw

*2:本の背表紙が銀色であることから、そう呼ばれている。


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