GW(Gyoza Week)直前に訪問。
店の名は「台北 餃子専門店」。
都営三田線「本蓮沼」駅から徒歩1分。「蓮沼アスリート通り」沿いに、その店は、ひっそりと佇んでいた。
なぜ、ここがアスリート通りなのかというと…。
この通りには、国立スポーツ科学センター、西が丘サッカー場、ナショナルトレーニングセンターがあるから。
そして、この店は、まさに、アスリートたち御用達の店でもあった。
店内には、ズラリとアスリートたちの写真や記事が並ぶ。
卓球の福原愛ちゃんは、この店の常連らしく、とりわけ沢山の写真が飾られていた。
テーブル3卓だけの狭い店で、10人ぐらいが限界だろうか。僕らは6人で訪れたが、他のテーブルはすぐに埋まったし、僕らが呑んでいる間、入れない人も多数いたので、予約をしておいて正解だった。
ビールで乾杯をしたあと、餃子3種、そして小籠包を注文。
まずは、水餃子が登場。
まるで雲呑のような、柔らかい皮に包まれた餃子だ。
具は、ニラや生姜の風味と、肉の旨味が調和していて、実にジューシー。
焼餃子。
皮がちょっと破れてしまっていたものもあるけれど、まぁ、ご愛敬。具の写真を撮る必要が省けてむしろ助かったかもしれないw
カリカリで香ばしい皮と、ザクザクした具のバランスがとれていて、これも、とても美味しかった。
水餃子と焼餃子は、たぶん、同じ皮と具材だろうと思ったけれど、この時点では確認しなかった。
揚げ餃子。
その見た目通り、実にボリュームがある。ビールに合う。美味しい!
水餃子や焼餃子と比べて、圧倒的に肉の風味が主張していたし、量も詰まっている気がしたので、これは、別の具を使っているのだろうと思った。
しかし…。ママさんに確認してみると、「水、焼き、揚げ」餃子の3種は、皮も具も、全て同じとのこと。
調理方法が違うと、全く違う具に思えるものなのだなぁ…。不思議だ。
小籠包。
餃子3種が美味しいのだから、餃子の仲間である小籠包も美味しいに決まっている。想像通り、肉汁がたっぷり詰まった、とってもジューシーで味わい深い品だった。
流石、「餃子専門店」の名にふさわしい味だなぁと、僕らはこの時点で既に感激していた。
しかし、この店の実力、奥深さは、まだまだそれだけじゃなかったのだ。