数日経った今でも、ドッと疲れが甦ってくる。ドタバタの日曜日だった。
疲労の原因は、これだ。
僕は、数日間悩んだ挙げ句、結局修理の道を選ぶことにした。
破損したiPhone 5Sを眺めるたびに、切なくなってしまったからだ。
SEがある以上、今後は必要がなくなる端末なのだけれど、これまで使い続けてきた端末が破損のまま手元に残るのは、どうしても忍びなかった。
いずれ売却するかどうかはともかくとして、端末契約とApple Care+の保証が残っているうちに、修理だけはしておこう。
そう思い、僕はGenius Barを予約して、アップルストア銀座に出かけた。
到着。
日曜の夕方、銀座の街は歩行者天国になっていて、とても賑わっていた。apple storeの店内も、活気に溢れていた。
僕は、予約時間の10分前ぐらいに到着したが、Genius Barの店員に到着を告げると、あっという間に呼ばれた。
こういった対応のスムーズさも、アップルの大きな魅力だと思う。
対応開始。店員は、破損した5Sの液晶をひと通り眺めた後、次のように言った。
「液晶修理だと、1万1千円ぐらいなんですが…。凹んで液晶が浮き上がってしまっていますので、この状態だと本体交換になる可能性のほうが高いです。」
僕は、条件反射的に「本体交換だといくらになるんですか?」と尋ねると、店員は、済まなそうに「それだと、3万円ぐらいかかってしまいます」と答えた。
ただ、僕はApple Care+に加入しているため、交換でも7,800円しかかからない筈だし、サクッと新品になる分、むしろ交換のほうがありがたいので、交換要請をするとともに、「Apple Care+の保証が適用されますよね?」と告げた。
すると…。
店員は、僕のiPhone 5S内容を確認した後、衝撃的な発言をした。
「お客様の端末は、Apple Care+に加入していらっしゃらないようです。」と。
え。え。え???
僕は大いに驚いた。そんな筈はない。確かに契約していた筈だ。僕は、店員に、再度確かめていただきたいと訴えると、店員は、調査のため、バックヤードに消えた後、戻ってきて、「やはり登録になっていないようです」と告げた。
「いえ、確実に契約した記憶があるんですけれど…。」と僕が抵抗すると、店員は、「もしかすると、Apple Care+ではなく、ソフトバンクさんの保証ではないですか?」と答えた。
僕は、確かにApple Care+を契約した記憶はあるものの、そう言われると、ちょっと自信がなくなってきた。
iPhone 5Sを契約した日は、土砂降りの雨の中、1時間以上書けて遠征。くたくたな精神状態で契約したからなぁ…。
あの時、保証には確かに入った記憶があるのだけれど、それが、Apple Care+ではなく、ソフトバンクの保証だったのではあるまいか。
僕は、急に自信がなくなってきた。
「ソフトバンクの保証だとどういう形になりますか?」とアップルストアの店員に尋ねると、店員は、「いったん料金をお支払いいただいた後、キャリアさんからキャッシュバックの形でお返しする形になるかと思います」と言った。
僕は、ソフトバンクのことだから、キャッシュバックといっても、何らかのトラップがあるに違いないと思った*1し、何より、契約内容を再確認する必要があると思ったからだ。
ということで、僕は、いったんApple storeを辞去することにした。
*1:アップルストアからの帰り道、ちょっと調べてみると、実際にトラップだらけのサービスだったw