先週の休日に鑑賞。
キアヌ・リーヴス主演、広告で大きくサプライズを謳う、「砂上の法廷」だ。
「スポットライト」や「ルーム」など、アカデミー賞がらみの大作に比べると、いかにも地味で、殆ど話題になっていないと思う。
キアヌ・リーヴスが主演じゃなかったら、日本で公開されなかったんじゃないか?という気もする。
ただ、僕は、法廷もの&結末にサプライズのある映画が好きなので、上映館が非常に少ない中、遠征して見に行った。
以下、ネタバレには気をつけて書くつもりだけれど、もしもこれから鑑賞予定の方は、これ以上の文章は読まず、できれば予告篇も見ないで、見に行くことをオススメ。
映画は、ほぼ全篇が法廷を舞台にして描かれる。内容は、尋問シーンと回想シーンの繰り返しだ。
以下は、映画を見ながらつらつらと思ったこと。
- キアヌ・リーヴス、表情が乏しいので、弁護士役は合ってるかも。
- ワイシャツ姿のキアヌ、お腹周りが…。
- 被告の母の女優、なんだかやたらなまめかしい*1
- ラスト10分、確かに驚いたけど…それらしい伏線ってあったか?
個人的には、これがアリなら何でもアリなんじゃないかと言う気がして、ちょっと釈然としない騙され方なのだけれど、驚いたことは驚いたので、まぁ、良しとしよう。
ただ、自分が理解できていないだけかもしれないので、メディア化されたら、もう1度見直してみることにしたい。
個人的な感想を言うと、まぁ、値段分は楽しめたかなぁという印象。ただ、僕が見に行った日、4月14日は、月に1度のTOHOシネマズデイだったため、1,100円で鑑賞できたというのが大きい。
1,800円だったら、うーん…と思ったかも。
問題の予告篇。
映画を見終わってから、あらためて見たせいかもしれないけれど、ネタバレになっていて、ちょっと酷い。このせいで、本編を楽しめなかった人もいるんじゃないだろうか。
この映画を見終わったあと…なぜかまた「情婦」が見たくなった。
法廷ものの古典にして最高の大傑作。これはもう何度も見た。
いやぁ、ほんとにこの、大どんでん返しには驚いたんだよなぁ。
*1:ブリジットジョーンズの日記主演の、レニー・ゼルウィガーだったことを、後で知って衝撃!