餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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極上のこだわり餃子たちに痺れまくった、立川「ぎょうざ工房」の至福(完結篇)

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(承前)
その名は、おつまみ餃子。
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焼餃子スタイルではあるけれど、それまでの焼餃子とは全くビジュアルが異なっていた。
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薄くて、羽根のついたパリパリの皮。それだけでも、ノーマルな焼餃子と異なっていたが、その味もガラッと変わったものだった。
囓ってみると、ザクッとした食感。そして濃厚な風味が押し寄せてくる。いやはやこれは、ビールに合う!まさにおつまみ餃子だ。そう思った。
しょう油仕立てや味噌仕立て餃子のように、肉汁が溢れるということはなく、実にクリスピーな餃子だった。
それもその筈…。
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この餃子には、肉が入っていなかったのだ!
具は、シラス、チーズ、ナッツ。お酒に合うに決まっている。3種の具が見事に絡みあった風味もさることながら、パリパリの皮も含めた、絶妙の食感が楽しめる餃子だ。
宴会コースでは、このおつまみ餃子をベースにして、ロシアンゲーム風に楽しめるという「激辛入りおつまみ餃子」も追加できるということで、それも試してみたくなった。
至福過ぎた「ぎょうざ工房」での宴。そのトリを飾ったのは…
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デザート餃子だった。
メニューには、あずきとチョコバナナがあり、僕らはあずきをチョイス。これもまた、それまでの餃子たちとはビジュアルが全く違ったものだった。
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単に、餃子の皮で包んであるというだけではなく、しっかりと焼かれている。
あんこと餃子の組み合わせと言えば、数年前、蔓餃苑で食べた、夢のような「モツアン餃子」を思い出した。あんことモッツァレラチーズに苺、そしてきな粉が加わった究極のデザート餃子だ。
それと比べてしまうと、あまりにもシンプルだが、でも、それは比べる相手が悪い。この餃子も十分に美味しかった。
蔓餃苑の餃子は、もう一生食べられないかもしれないから、手軽にあんこ餃子が食べられるのは大いに魅力的だ。
ゆで餃子、焼餃子(しょう油仕立て、味噌仕立て)、蒸し餃子、おつまみ餃子、デザート餃子。そして、それに彩りを添えた野菜たち。どれもこれも本当に満足だった。
また、女将さんのフレンドリーな接客が素晴らしかったことも、この店の大きな魅力。そのおかげで、僕らは、本当に居心地がいい時間を過ごすことができた。
さらに、この女将さんには、特筆すべき面がある。なんとワインのソムリエなのだ。お酒のメニューにも、沢山のワインリストが掲載されていた。
餃子とワイン…は、ちょっと合わないように思えるかもしれないけれど、この店の餃子たちなら、十分に納得。
僕らは、今回はワインを注文したなかったが、それぞれの餃子に合うワインというのもオススメしてもらえるようで、餃子&ワイン好きにはたまらない店だろう。
いやはや、何もかもが申し分なく、確実に僕は再訪を決めた。大きな宴を12月に予定しているが、まだ食べてない宴会メニューもあるし、その前にもう1度行っておこうと思っている。
立川は、僕の会社や家から少し遠いのだけれど、その距離を埋めるだけの価値が、十二分にある店だ。


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