餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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極上のこだわり餃子たちに痺れまくった、立川「ぎょうざ工房」の至福(中篇)

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(承前)
最初に登場したのは、ゆで餃子だった。
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ビジュアル的には、それほどインパクトはなかったのだけれど、肉の旨味がしっかり感じられる味で、とても美味しかった。
皮も、もちもちだ。
僕らは、「お試しコース」を注文しており、3つの調理法で作られた餃子が順番に出てくることになっていた。
ということで、次は…。
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焼餃子だった。
サーブされる際、女将さんから、表になっている方が「ニンニク」で、裏になっている方が「チーズ」との説明があった。
種類の違う焼餃子が同時に提供される場合、見た目的にはほぼ同じなので、あとでどっちがどっちだかわからなくなることが多い。説明を受けても、すぐに忘れてしまったりするから、こういった配慮はとても嬉しい。
まずはニンニクを食べてみた。
これは美味しい!ざく切りのニンニクが、強烈な味を主張しながら、でも、肉としっかり溶け合って、絶妙の風味を醸し出している。
大量にニンニクが入っているのに、でも、なぜか後を引かない上品な味。素晴らしい。
そしてまた、皮が素晴らしい。最初に出てきたゆで餃子とは、包み方も、厚みも違うし、見事な焼き色。カリカリ感ともちもち感のバランスも完璧だ。
チーズ餃子が、これまた美味しかった。噛みしめると、とろっとチーズが溢れ出てくる。これがまた、ジューシーな豚肉餡と合う!
ゆで餃子と焼餃子は、単に調理法や包み方が違うだけではない。さらに秘密があった。
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なんと、使われている肉の部位も違っていたのだ!
僕は、洗面所内にさりげなく貼ってあったこの掲示を見て驚いた。
実を言うと、食べている時はその違いに気がつかなかったのだけれど(汗)、それぞれの調理法に合う部位を使っているからこそ、肉の旨味が最大限に引き出されていたのだなぁと、納得。
流石はこだわりの店だ。
そして。
「お試しコース」の3番目。トリを飾ったのは、蒸し餃子の…。
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海老だった。
これはもう、ビジュアルで一目瞭然。本格中華点心といった趣で、ドカンと1匹、ぷりぷりの海老が入っている。もちろんとても美味しかった。
ゆで餃子、焼餃子、蒸し餃子。3種類、単に調理法が違う、というだけではなく、素材もビジュアルも大きく異なっていて、僕は、そのこだわりに大きく唸った。
しかし、そのぐらいで驚くのは甘かった。この店のこだわりは、まだまだ奥が深かったのだ。
(以下、続く。)


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