餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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バリウム・デイの夜明け前…だから「ブレイキング・バッド」を見た

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どうにもこうにも落ち着かなかった。
いつもと同じように4時前に目覚めたものの、走れない、そして何も食べられない。悪夢の夜明け前。
そう、今日は、年に一度の健康診断日。バリウム検査や採血があるため、走ったり食べたりできないのである。
採血はともかくとして、憂鬱なのがバリウムだ。
ドロドロした異物を口から流し込まされ、狭い台の上でぐるぐる回転。検査後は、バリウム排出のために飲む下剤で、終日下痢に苦しむ。いやはや、本当に嫌な検査だ。
そもそも、なんであんなものを飲まなければいけないのか、よくわかっていなかったので調べてみることにした。

元素記号56。
iPadアプリの元素図鑑で調べたので、間違いない。その解説には、このように書かれている。

硫酸バリウムは、X線を通さないので医学検査の造影剤に使われるのです。消化管のどこを撮影するかによって、口から飲むか、反対側から注入されるかします。X線で撮影すれば、消化器のくびれ曲がりが丸見えです。

なるほど、そういうことだったのか…。
(口の)反対側から注入されるという場合もあると知って衝撃。必要な治療のためには、仕方がないのだと思うけれど、お尻からあれを注入して検査するなんて、想像しただけで身震いする。
そう考えると、単に口から飲んで、胃を検査をするだけの検査に、文句を言ってはいけないのかもしれない。
最初に、「走ったり食べたりできない」と書いたが、正確に言えば、走ることは、検査と関係ないのでもちろん可能。ただ、ラン後、栄養補給もできないまま出社して、健康診断なんて耐えられない。
軽く流す程度走ろうかとも思ったが、いざ走り出してしまうと、いつもの猫に会いたくなってしまうし、そうすると、往復5km走ることになってしまうので、断念した。
走れない、食べられないことに関する愚痴については、去年のエントリーでウダウダ書いたから割愛するけれど、起床後のランや朝食時間は、僕の平日生活スタイルに組み込まれているため、どうにも時間が余って困る。
それならば寝ていればいいじゃないかと言われそうだが、いったん起きてしまっている以上、再度眠るのは何だかもったいない。
ということで、今日は、ランや朝食をしていた筈の時間を、最近(今更)嵌まっている「ブレイキング・バッド」を見て過ごした。
このTVドラマは、1話が40分程度なので、ちょうど、代替時間の暇つぶしに合う。ちょっとした時間つぶしなら、本とかテレビとか色々と他に選択肢もあったのだけれど、僕が「ブレイキング・バッド」を選んだのには理由がある。
それは、このドラマの大きなテーマが「化学」であり…

タイトルバックに、毎回バリウムが登場するからであるw
今日見たのは、シーズン2-3。まだまだ序盤だが、実に面白かった。タイトルバックにバリウムが登場するのは、単に「Bad」の「Ba」部分に合う元素記号だったというだけのことであり、物語でバリウムが重要な役割を担うわけではない(と思う)。
ただ、このTVドラマを見ていると、さまざまな元素に興味を持ってくるようになるので、少しだけ、バリウムへの抵抗感が薄れた気がする。
憂鬱な検査を乗り切って、明日は、心置きなくランや食事ができる夜明け前を迎えたい。


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