餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「モナドの領域」をリアルタイムで読める幸せ

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興奮が止まらない。
「駝鳥」に続いて、ついに、「モナドの領域」を入手することができたからだ。
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もちろん、発売日にゲット。
モナドの領域」が一挙掲載された「新潮」は、9月7日発売。僕はその日を指折り待っていた。
筒井先生自身が「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」と仰る作品だけに、掲載前から大きく話題となっており、筒井先生のTwitter*1情報によれば、amazonでは、発売前に予約で完売*2してしまったようだ。
都内大型店でも飛ぶように売れているようで、僕が買った書店でも、昨晩時点で在庫が少なくなっていた。事前に予約していなければ、ちょっと焦っていたところだった。
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目次。
表紙のみならず、ここでもインパクトも抜群だ。そしてまた、惹句が凄い。

GODは人類を慈しみ、小説家は小説を愛し抜いた。いま、小説は神を超えた領域へ
著者最高傑作にして(おそらく)最後の長篇!

いやはや何とも、壮大なスケールを感じさせる作品ではないか。
もちろん、他ならぬ筒井先生の作品なのだから、「感じさせる」だけでなく、壮大なスケールになっていることは間違いない。
最後の長篇という言葉は信じたくないが、現時点で、それだけの思いがこめられた、まさに最高傑作ということなのだろう。
それだけの作品を、リアルタイムで実体験できる喜びを思うと、興奮で身体が震える。
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最近、僕は長篇を読むことが少なくなっているのだけれど、この小説だけは特別。
すぐに読んでしまうのは惜しい気持ちもあるが、これから、何度も何度も読み返す筈だから、そんなことはいっていられない。「今」読むことに意味がある作品だからだ。
この週末に、襟を整えて、じっくりと読んでみることにしたい。

*1:この作品の情報に合わせ、1,131日ぶりに再開された。本当に嬉しい。

*2:「予想以上の猛烈な売行き」(営業担当)が原因で、9日〜10日の在庫復帰とのこと。


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